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「株価が噴き上げたら売り」が賢明な対応です

原油ダブル・ブルETNはさらに買い増し

横山 利香

 日経平均株価は12日の取引時間中に1万4865円まで下落した後、リバウンド局面に転じました。できれば、おそるおそる買いが入るようなリバウンドを期待していたのですが、翌週の週明け15日にはドル買いが進んでドル・円相場も反転。米国ニューヨークダウが反転したこともあり、大幅な上昇となってしまいました。

 突っ込み買いのリバウンド場面は基本的に大好きな状況ではあります。アベノミクス相場では上昇トレンドが続いていたので、安心して突っ込み買いできました。しかし、ダブルトップを形成して以降は、買い気配か売り気配のいずれかばかりが続いて値が付きにくいような地合いです。経験則に照らすと、こうした局面では利益確定のチャンスを逃すと逆に損失を被る可能性が高いため、無駄にポジションを持つのもためらってしまうところです。

 株価チャートを見ると、中期トレンドで考える日経平均の戻り高値のメドは、中期的なフシとなっている1万6385円プラスマイナス150円あたりと考えられます。中期的なフシを上へ完全にブレークするまではこれまで同様、「噴いたら売り」がいいのではないかと考えられます。

 ドル・円の動向も気掛かりです。いったんドル買いが進んだとは言え、戻りは1ドル=114円台と伸び悩んでいます。テクニカル的にはドル・円についても、ある一定のサイクルで動くと仮定した場合の安値を付けにいく期間に入っているとみられます。

 11日に付けた110円台はあまりにも中途半端な水準です。というのも、米国にとってドル安進行は悪いことではなく実際、時間をかけてドル売りが進行する可能性もあります。日経平均の中期サイクルで見た底値を付けるタイミングに円買いをぶつけるような動きが出るケースも否定できないところです。

 そうなると、どうしても現在のドル・円の水準が適正とは思えません。分析では110円を割り込む展開すらありえるでしょう。

 米ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物価格の動きにもしつこいまでに注目しています。1バレル=26ドル台まで下落した後は再び、30ドル台を回復しました。しかし、減産や在庫に関する多くの国々の思惑が交錯し、安値圏からなかなか脱することはできません。

 チャート分析では、原油価格の反転までにしばらく時間がかかるのではないかとの結論が導き出されます。少し辛抱しなければならないかもしれません。

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