会社四季報オンライン会社四季報オンライン

閉じる×

銘柄と記事をどのページからでも検索できます。

■銘柄を検索する

検索語をテキストボックス(キーワード/証券コード/会社名を入力してください部分)に入力後、四季報検索ボタンかキーボードの「Enter」キーを押してください。

『会社四季報』最新版のデータの特色、業績記事、事業構成、会社名などから検索し、検索結果から、四季報ページへ移動できます。

■記事を検索する

検索語をテキストボックス(キーワード/証券コード/会社名を入力してください部分)に入力後、記事検索ボタンを押してください。

※「Enter」キーは記事検索の場合、ご利用いただけません。

四季報オンラインの記事タイトル、本文を検索し、検索結果から、該当の記事へ移動できます。

検索語を複数指定する場合は、検索語の間に全角スペースまたは半角スペースを入れてください。

例:「最高益 大化け」で記事検索→ 記事タイトル、本文中に「最高益」と「大化け」という文字を含んでいる記事を検索します。

■その他ヘルプ情報

会社四季報オンラインはヘルプページをご用意しております。各画面のご利用方法などは、ヘルプページをご参照ください。

ヘルプを読む

また、ランキング内容やスクリーニング項目、財務詳細ページの表示項目の詳細につきましては、用語集をご参照ください。

用語集を読む

会社四季報 株アプリ(iPhone版)をリリースしました!

アキュセラ株急落劇の波紋(上)

一気に9割近く下落したのはなぜ?

「これほど夢あるベンチャーは類を見ない」

 同社株の急騰・急落劇をめぐってはさまざまな動きがあり、市場関係者の憶測を呼んでいる。その一つは、SBIホールディングス (8473)が5月30日、今回の新薬臨床試験結果について、「当社グループ及び当社代表取締役執行役員社長である北尾吉孝(以下、当社等)は、その内容について同適時開示を通じて初めて知り、また、当該適時開示の前後において当社等が保有するアキュセラ社の株式について売却を一切行っていない」と発表したことだ。同社株のインサイダー疑惑が浮上したことに対して、第2位の大株主(保有割合20.59%)であるSBIHLDが疑惑を否定した格好だ。

 同社株のインサイダー報道でSBIの社名が上がってもいないにもかかわらず、火消しに動いたのには伏線があるとみられている。北尾社長が自らのツイッター上にアキュセラ株を賞賛するかのようなコメントを掲載しており、市場には「臨床試験の失敗に際して、SBIや北尾氏が売ったのではないか」との観測が流れていたからだ。

SBIホールディングスの北尾吉孝社長はツイッターにアキュセラ賞賛のコメントを何度もアップした(写真:今井康一)

 北尾氏のアキュセラ株へのコメントには、実質上の「買い推奨」との誤解を招きかねないものが目立っていた。4月5日には、「アキュセラ (4589)は世界最大の製薬メーカーになるのではないかと思います。小生の長きにわたるベンチャー投資の経験上でも、これほど夢あるベンチャー企業はほかに類を見ないようにすら思われます」との賛辞を送っている。

 その後も、同月27日には「エミクススタト」について、「将来的に10000百万ドルを超え眼疾患治療薬での中で最大規模の医薬品に成長することも考えられる」としている。5月に入っても一連の発言は止まらず、5月25日に上場来高値を付けるまで上昇を後押しするかのような発言が相次いだ。

 アキュセラ株は最近の値動きの激しさこそ注目されるが、実際には年初から動意づいていた。週足で見ると1000円前後だった株価が緩やかに出来高を増加させながら、右肩上がりで推移している。値上がりの過程で北尾氏のコメントが投資家の買い意欲を刺激したのは想像にかたくない。

 北尾氏がいう100億ドルと言えば、約1兆円だ。いくら高成長が期待できるからと言って、2015年度の売上高が29億0272万円にすぎない企業の一製品の売り上げが1兆円まで拡大するというのは、ブチ上げ過ぎではないだろうか……。

 「エミクススタト」は、加齢黄斑性眼疾患に対する今回の臨床試験結果については失敗に終わったが、「今後は糖尿病網膜症などへの効果が期待される」(アキュセラの柏野裕美広報担当)眼疾患の有望新薬「候補」であることは確かだろう。それでも、証券会社の経営者ともあろう人物が、大株主となっている企業の動向を個人的に賞賛するのは道義的に許されることなのだろうか。

記事中の会社を詳しく見る

SBIHD (8473)
東洋経済で見つける先取り有望銘柄

ページトップ