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相場全般の地合いが定まらずイライラします

小動きを余儀なくされる状況が続く…

横山 利香

 米国の株式市場は大統領選挙に向けて小動きの展開を余儀なくされる状況が続いています。ニューヨークダウ、ナスダックいずれも今夏には高値を更新しましたがその後、ジリジリと上値を切り下げている点が少し気になります。それでも、中長期的な上昇トレンドに変わりはないとみられ、どちらも強気で考えています。

 一方、外国為替市場では年末12月に米国の利上げが行われる可能性が高まってきたのを背景に一時、円を売ってドルを買う動きが活発化。1ドル=104円台まで円安ドル高が進行しました。ただ、足元は小康状態。ドルについては、100円台での打診買いにとどまっています。時間調整がもう少しありそうなので、新たな買いのタイミングを見極めたいと思っています。

 今年に入ってからは、原油価格の指標であるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の先物の値動きに注目していることにも当連載で触れました。NEXT NOTES日経・TOCOM原油ダブル・ブルETN (2038)、いわゆる「原油ダブル・ブルETN」で何度かスイングトレードを繰り返しました。

 WTI原油先物価格は1バレル=26ドル台の安値をつけた後、反発。51ドル台まで上昇しました。長期的には上昇基調にあると考えているのですが、短期的には時間調整に入り、横ばいで推移する可能性もあると見ています。このため、保有していた原油ダブル・ブルETNをすべて売却。今後は様子を少し見ながら再度、参戦したいと考えています。

 そして、日本の株式。外部環境が難しいからなのか、出来高は減少傾向にあり、日経平均株価は11日に1万7074円の高値を付けて以降、小動きを余儀なくされています。米国の大統領選挙や日銀のETF買い入れなどを考慮すると、「ポジションを取りにくい」とためらう投資家が多いのでしょうか。

 前回取り上げたラクス (3923)は、入金回収業務に特化したソリューションパッケージシステムを提供する東京のアール・アンド・エー・シーという会社と資本・業務提携を行うことを17日に発表しました。この報道を好感したためか、株価は連日の年初来高値更新。できれば、15年12月につけた上場来高値1810円(株式分割調整後)を上回ってくれないかと思っています。

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