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購入金額がメチャクチャ高い、あの株を買ったのは誰だ?

信用取引のターゲットでもなさそうだが…

瀬川 剛
キーエンス株の最低購入金額は700万円を超える

 東証が14日に発表した10月第1週(3~7日)の投資部門別売買動向によると、外国人投資家が2805億円の買い越しと6週ぶりの買い越しを記録した。指数先物でも買い越しとなった。こちらは2週ぶりである。同週は日経平均、東証株価指数(TOPIX)ともに2%を超える上昇となった。いつものことではあるが、原動力は委託売買シェアの7割程度を占める海外勢だった。

 一方、シェアで2割程度と外国人に次ぐ二番手の個人投資家は2877億円の売り越しと2週ぶりに売り越しへ転じた。今年の前半こそ、逆張り手法が結果として裏目に出て苦しんだが、7月以降はうまく立ち回っているようだ。

 7月以降の14週(10月第1週まで)で日経平均の騰落は7勝7敗。株価自体もレンジ内の動きにとどまるなど、方向感のはっきりしない展開に終始しているが、個人は下げた週には買い越し、上げた週には売り越すなど難しい相場付きをこなして着実に利益を積み上げているように見える。そうした個人の行動がレンジ相場を形作っている一因かもしれないが……。

順張りでの対応も検討したい

 今週の株式相場を眺めていると、市場エネルギーは依然として低いものの、ちょっと驚かされるような現象も目に着いた。その最たるものが、上場銘柄で最低購入金額の最も高いキーエンス (6861)の上場来高値更新である。

 同社はセンサーの大手でIoT(モノのインターネット)の進展に伴う新たな産業革命(インダストリー4.0)において重要な立ち位置を占める企業であることは知られているが、1単元は100株ながら株価が7万円を大きく超えているため投資には700万円超の資金が必要。おいそれと手を出せるような株ではない。

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