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米国景気の堅調さを示す指標はこの3つ!

保護主義には要警戒だが…

岡田 晃
足元の米国景気は堅調さを維持

 米国のトランプ次期大統領の一挙手一投足に世界の注目が集まる中、このほど発表された11月の同国の主要経済指標はいずれも景気の堅調さを示す内容となりました。トランプ氏の経済政策には期待が高まる一方で、保護主義的な考えには懸念がつきまとうだけに、足元の米景気が堅調なのはひとまず安心できる材料と言えます。

 このほど発表された指標は、ISM製造業景況感指数、新車販売台数、雇用統計の3つです。これらは企業活動、消費、雇用という経済活動の3本柱の状況を敏感に表す指標で、数ある米国の経済指標でも重要度の最も高い指標です。いずれも毎月の1日から初旬の数日のうちに前月の結果が発表されるので、同国景気の短期的な動向をつかむ際にも便利です。

 1日に発表された11月のISM製造業景況感指数は53.2で、前月より1.3ポイント上昇しました。3カ月連続の上昇で今年6月以来、5カ月ぶりの高水準となりました。5日に発表されたISM非製造業景況感指数も前月比2.4ポイント上昇の57.2となり、1年1カ月ぶりの高水準に到達しました。

 ISMの景況感指数は、企業の購買・調達・生産管理などの支援や調査研究を行う民間団体、サプライマネジメント協会(ISM)が同協会に加入する企業の購買担当者を対象に毎月アンケート形式で調査しているものです。1カ月前と比べて「良い」「悪い」「変わらない」の三択による回答結果を指数化しています。50を上回ると景気拡大、下回ると景気後退の目安とされ、「景気の動向を敏感に反映する」として市場の注目度の高い指標です。

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