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重要なのは決算“発表"ではなく、決算"内容"だ!

決算発表シーズンの投資指南

清水 洋介
ローソンの通期決算発表の様子(撮影:大澤誠)

 決算発表に合わせての売り買いは、非常に難しい。予想を上回る決算が発表され買い気配から始まる銘柄がある一方、その後すぐに買い一巡から売られてしまう銘柄もある。決算発表が本格化しているが、どのような決算に反応すればいいのだろうか。

 決算内容が株価にどこまで織り込まれているかということは、ある程度は予測できても限界がある。その時の米国株式市場の動向や金利や為替、そして曜日なども影響してくるということも考えられる。どのタイミングで買っていいのか、非常に悩ましい。

 結果論から言えば、好決算が期待される銘柄が売られているうちに買っておけばいい。しかし、売られているときは好決算も期待できないような状況であることが多いし、逆に好決算が織り込まれたから売られているのではないかと疑心暗鬼にもなってしまう。

「決算内容」に反応しよう

 これまでの例から言えば、「よい」と言われていた銘柄の場合、決算が多少よいだけでは、買われても上値が重くなるとすぐに決算発表前の水準近くまで売られてしまうということが多い。もちろん、期待どおりでなければ売られてしまう。

 決算発表だけでなく、経済指標などへの反応や選挙などのイベントに関しても同じだが、「結果」に反応するのではなく、経済指標の「発表」やイベントの結果「発表」に反応することが多いような気がする。昨年の英国の国民投票や米国の大統領選挙もそうであったし、今回の仏大統領選挙や決算発表なども同じように、結果の「内容」ではなく「結果が発表された」ということが材料になっている。

 特に決算発表などは「市場の予想よりよかったどうか」に重きが置かれ、発表された内容を考えるとさらに上方修正が期待できるとか、まだまだ割安感があるということは二の次というケースも多い。ただ、結局は二の次としていたものが実は重要であり、割安銘柄はいったん「材料出尽くし」として売られても再度買い直されるということが多いのではないか。

 また、「予想を下回る決算」の発表があった場合でも、予想自体が過度に期待しすぎていたということで、株価は冷静に過度な期待を織り込んでいなかったこともある。その場合は、大きく売られたあと急反発となる、あるいは底堅さを確認してから買い直されるということになる。

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三菱商 (8058) みずほFG (8411)
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