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「指数」と「構成銘柄」から読む今後の上昇条件

指数の理解で相場を知る

清水 洋介
6月2日に日経平均は大きく上昇したが・・・(撮影:今井康一)

 日経平均はいったん2万円を割り込んだものの、週末に再度2万円台回復となった。ただ、週末の日経平均の上昇はソフトバンクグループ(9984)の上昇による影響が大きく、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買いも指数を押し上げる要因となった。

 さらに、週末の米国市場はダウ平均が最高値更新となって堅調であったにもかかわらず、ナスダック指数は大きく下落するというようにちぐはぐな動きとなっており、くしくも、日米の株式市場で「株価指数」というものを考えさせられる結果となった。

日米主要指数の特徴 

 あらためて、日米の主要な指数の特徴をまとめてみよう。日経平均は東京証券取引所に上場されている225銘柄の株価を平均して計算されているもので、みなし価格の高い銘柄の影響が大きくなっている(図表参照)。

 NYダウ平均は30銘柄の株価から計算される。従来型の大型株といわれる銘柄が主体であり、一つの銘柄の影響が大きく、指数に影響の大きな銘柄の動きだけで指数が動かされるということも多い。ナスダック指数は米国の新興銘柄という印象が強いが、実際にインターネット関連銘柄(ハイテク銘柄)やバイオ関連銘柄の影響が大きいと言われている。

 日本では「株が高い」というときは、日経平均株価が高いか安いかを指すことが多い。実際にはTOPIX(東証株価指数)と言われる、時価総額を基準にした指数の方が株式動向を示すことが多いと言われるし、機関投資家などはMSCIと呼ばれる指数などを基準にする場合などもある。しかし、一般的には、「日経平均」が高いか安いかを気にすることが多いと思う。

 もちろん、株式投資をするときには個々の株価が重要であり、日経平均が上がろうが下がろうが関係ないという見方もできる。ただ、最近の相場では「相場が下がるから売る」とか、「上がるから買う」というような目先的な値動きを気にする向きも多く、株価が指数の動きに影響を与え、指数の動きが個々の株価の動きに影響を与えることも増えてきた。

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