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“材料なし"の日経平均2万円超え、出遅れ銘柄に注目

「森」ではなく「木」を見る

清水 洋介

 米FOMC(公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合を終えて、当面の金融政策の方向が決定した。株式市場では織り込み済みということで特に変わった動きにはならず、これまでの相場展開が継続している。

 ただ、米国では利上げが嫌気されたということでもないのだろうが、これまで相場をけん引してきたハイテク銘柄に軟調なものが目立つ。ダウ平均は堅調でナスダックは軟調と、これまでの相場とは反対の動きになっている。

 日本市場では米国の利上げに為替が反応せず、円安に振れないことなどもあって、大きな変化は見られない。相変わらず指数先行型で、指数の影響の大きな銘柄にけん引される形だ。

 先物主導、指数に影響の大きな銘柄主導という相場の場合には、指数ばかりが高く、何を買っていけばいいのかわかりにくいこともある。総じて盛り上がりに欠ける展開になるものであり、今回も同じようなパターンとなっている。

 日経平均は2万円のフシ目を再び超えたが、はっきりと2万円を超えるだけの材料がある、あるいは何かのイベントをきっかけに2万円を超えるということでないと、追随する買いは入りにくいということではないか。

買いが続くかどうか

 特に材料のない中での上昇で気を付けなければならないのは、上昇した要因が「上がるから買う」ということであることだ。指数が上がるから買えるものを買うということになるので、結局は「上がらなくなれば売られる」ことも多くなる。

 買われた材料がはっきりとしている場合、その材料が買い材料でなくなった場合には売られることもあるが、その材料がなくなったり、買われ過ぎとならない限り、買えることになる。

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三菱商 (8058) みずほFG (8411)
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