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仮想通貨の"旬"は過ぎた?セレスを手仕舞い

無駄な売買は控えたほうが無難

横山 利香

 日経平均株価は7月に入ってから小康状態が続いています。短期的な下値支持線を先週割り込んだかと思ったら、再び下値支持線に沿うような動きを見せています。東京都議選の選挙結果を考えれば、株価対策を行うことも仕方のないことかもしれません。

 日銀によるETF買入は継続的に行われているようですし、高値圏でしばらくはもみ合いを維持する可能性がありそうです。上に抜けてくれればまだ買いやすいのですが、高値圏でもみ合っているところで無駄に売買するとやられてしまいそうなので身動きがとれません。

 米国の株式市場も日本と同様に高値圏で小動きの展開が続いています。日米ともに方向感に乏しいため、しばらくは様子を見ながら売買タイミングを判断したいと考えています。

 このような状況下では、有望と思われるテーマであっても、積極的にポジションをとる必要もありません。もしかしたら現在は戻り売りの局面かもしれません。上に抜ければ上に抜けたタイミングで高値を買ってもいいと考えているので、保有株の売却を続けています。その一つにセレス(3696)があります。

 仮想通貨関連の銘柄としていくつか購入したうちの一つですが、売却チャンスが訪れないのでそのままずるずると保有していました。6月半ばにブロックチェーンの研究開発ベンチャーのシビラと資本提携するといった内容の材料が流れても株価に反応が見られず、値動きの重い状況が続いていました。

 仮想通貨は、話題性という意味では短期的に"旬"を過ぎたようにも見えます。株価がなかなか動かないので売却したほうがいいのか、それとも放置がいいのかと考えていたところ、7月12日にビットバンクと仮想通貨関連事業で資本提携を行うという材料が出て、株価は一時1780円まで急騰しました。そこでこの機をとらえて、いったんポジションを解消しようと売却してしまいました。

 仮想通貨関連は、いくつかある銘柄のうちどれが本命なのか現状ではよくわかりませんが、株式市場の地合いに合わせてまた安くなるような場面があれば購入も検討しようと思っています。

横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。

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