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個人投資家バフェット太郎が見た米国決算・前半戦のポイント

気になった銘柄は?

バフェット太郎
chepilev / PIXTA(ピクスタ)

 米国では7月第3週より、4~6月期の決算発表が相次いでいます。最近の米国株人気を受けて、これから米国株を始めてみようと考えてらっしゃる方も少なくないと思います。そこで今回は、バフェット太郎が注目する米国決算・前半戦のポイントと、気になった銘柄やセクターについて書いていきたいと思います。

米国決算で投資家が注目すべきポイント

  まず、決算で注目するポイントはEPS(一株あたり利益)、売上高、ガイダンス(将来の業績に関する会社側の予想)の三点です。これら三点が予想を上回っていれば良い決算です。従って、「前年同期比20%の増益」という決算は市場が30%の増益を期待していたら、それは悪い決算を意味します。

 また、決算が株価に与える影響は、事業規模が比較的小さく若い企業ほど大きくなる一方、事業規模が大きい成熟した老舗大企業ほど小さくなる傾向があります。

 これは、若い企業ほど高PER(株価収益率)で取り引きされることから、ボラティリティ(変動率)が高まりやすいためです。加えて、若い企業ほど事業を取り巻く環境の変化が激しいため、経営者も自社の業績見通しが立てにくく、予想と結果がズレやすいこともボラティリティを高める原因となっています。

 一方で成熟した老舗大企業ほど、将来の業績に関する予測が立てやすいので、予想と結果が大きくズレにくく、株価が2桁%動くことはあまりありません。

 ではさっそく、わたしが気になった銘柄を見ていきたいと思います。

JPモルガン・チェース:JPM

 7月14日に発表された米金融大手JPモルガン・チェース(JPM)の決算は、EPSが予想1.58ドルに対して結果1.82ドル。売上高は予想249億6000万ドルに対して結果264億0500万ドルとなりました。

 17年通期EPSは、予想6.8ドルに対してガイダンス6.62ドルと、EPS、売上高ともに予想を上回ったものの、ガイダンスが予想を下回ったため株価は0.91%安と下落しました。また、同日決算発表したウェルス・ファーゴ(WFC)とシティ・グループ(C)もそれぞれ1.10%安、0.45%安と下落しました。

 これは、同日発表された経済指標が相次いで予想を下回る数字だったことから、利上げペースの鈍化を懸念した売り注文が増えたためです。金融セクターは利上げの恩恵を受けると見られているため、決算の影響だけでなく経済指標の影響も受けやすくなります。利上げペースが鈍化することが予想される中では、金融セクターの株価は伸び悩むことが予想されます。

東洋経済から絶好調企業を先取り

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