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アルファポリス・梶本社長「ヒット作を出す確率の高さが高利益率の源泉」

新規公開企業のトップにナマの声を聞く連載第11弾

角田 佐哉香

 「IPO会社の社長に聞きた~い!」。インタビューならびに構成、原稿執筆を担当する角田佐哉香です。11回目に登場するのは10月30日に東証マザーズへ上場したアルファポリス(9467)の梶本雄介社長です。東京・恵比寿にある本社へお邪魔しました。

 インターネットを軸にした、新しいエンターテインメントを創造しようと会社を設立。もともとは映像事業に興味のあった社長ですが、初期費用の負担を考えて、まずは「机と電話一本あればできる」などといわれる出版事業を立ち上げる道を選択しました。

 株価は上場当日に公開価格の2200円を90%余り上回る4250円で初値がつき、同日中に4320円まで上昇。その後は軟調に推移し、前週4日の取引時間中には2250円とほぼ「往って来い」の水準まで値下がりしています。5日は2286円で取引を終えました。

 いわゆる「活字離れ」や電子書籍の登場で、出版業界の紙媒体の市場規模は縮小してします。経営環境が厳しさを増す中、梶本社長はどのような未来を描いているのでしょうか。

 同社は2000年創業。小説や漫画などのコンテンツを投稿するWebサイト「アルファポリス」を運営する。同サイトに個人が小説や漫画などを投稿、コンテンツは無料で閲覧できる。会員登録したユーザーが作品の評価を行い、会社側はこれを参考にコンテンツを選択。編集部で品質、商品力を高めて書籍化し、インターネットを含めた書店で販売するのがビジネスモデルだ。投稿コンテンツの累計は14年3月末時点で約1万5000点。13年度にはこのうち260作品が出版に至った。ユーザー数は約12万人。20代から50代がメインで、コアは30代である。

ネット上で読まれた作品を書籍化、それでも売れる。

ーー面白いビジネスモデルですね。オリジナルなのですか。

かじもと・ゆうすけ●1993年に博報堂入社。2000年にアルファポリスを設立し社長に就任、現在に至る。

 「オリジナルかどうか」は自分では答えづらいのですが、少なくとも創業当時、当社と同じ事業をやっていた会社はありませんでした。「入口」である小説や漫画などを投稿してもらうポータルサイトの運営と、その中から人気作を出版する「出口」のビジネスを、共に手掛けるのは当社だけでしょう。小説投稿サイトの「Eエブリスタ」や「小説家になろう」は、バナー広告などで収益を上げるビジネスモデルであって、書籍化は行っていません。

ーーこうしたモデルをどのようにして思いついたのですか。

 インターネットの登場に伴い、書いたものを世界中の人に読んでもらうことが可能になりました。その結果、ネット上で小説やエッセイなどを書く人が増えた。内容は玉石混交ですが、中には面白い文章を書く人や、ユーザーから支持を集めている人がいる。

 インターネットで人気があるからといって書籍にしても売れるとはかぎりませんが、ある程度は両方がリンクしているだろうと判断して事業化に踏み切りました。つまり、ネット上の評価は「プレマーケティング」という位置づけです。

ーー会員登録しなくても投稿作品をすべて無料で読める仕組みですね。

 「敷居を低くする」のがいちばんの狙いです。本来なら登録してもらったほうがしっかりしたデータベースを構築できるでしょう。でも、「会員登録は面倒」、「登録が必要ならアクセスしない」という声が多いのも事実です。

 ユーザー側に属性をスムーズに登録してもらえるのであれば、そうしたいと思いますが、ヤフーのようにもっと自由に楽しめるサイトにしたい。登録なしで無料なのは、いわゆる「ガラケー」向けではなく、パソコン向けのサイトとしてスタートしたのも大きいでしょうね。

ーーインターネットで多くの人が読んでしまった作品なのに、書籍化しても売れるのはなぜですか。 

 実際に書籍を購入するお客さんの8割以上は、買おうとする作品を店頭で初めて知る人たちです。これに対し、ネット上で読んだにもかかわらず購入してくれるユーザーは最大でも2割程度。

 また、書籍化した作品については、ネット上では一部しか読めないように対応します。「無料で読めるのはまずいだろう」という考えに基づき、創業以来そうしています。もっとも、他社には書籍化後も、ネット上で無料のまますべて閲覧できるところもありますが、だからといって書籍が売れなくなることはありません。

ーーつまり、「ネットの読者」と「本を買う読者」のニーズが違うのでしょうか。

 今は違いがほとんどなくなってきた気がしますね。「こういうものが読みたい」というニーズは急速に近づいている。立ち上げ当初は、「インターネットの回線速度が遅い中、無料で読む人」と「書店でおカネを出して買う人」のニーズに若干の違いを感じましたが……。ただ、いずれにせよ、書店で購入する人に比べれば、ネット上でプロではない作家の小説をわざわざ読もうという人はそう多くありません。

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アルファP (9467)

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