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【300名様にギフト券進呈】改善アンケートご協力のお願い

「残酷な20年後」を見据えて投資するということ

プライベート・エクイティ投資家に聞いた長期変化への備え

島 大輔

 すでに株価に表れているが、個別に見ていけばいい方向に変化している企業もある。それは経営者によるところが大きい。日立製作所は、会長兼CEOを務める中西宏明氏が社長に就任してから業績が改善傾向にある。その意味では、きちんとした経営者が出てくるような選考プロセスも重要になってくるだろう。

今後20年の重要テーマとは

ーー著書の中では、「21世紀前半は遺伝学、ナノテクノロジー、ロボット工学の三つの革命が同時に起きた時代といずれ語られる」という、未来学者で現在グーグルにいるレイ・カーツワイルの言葉を引用されています。ご自身では、今後20年間でどのようなテーマが重要性を増してくるとお考えですか?

いわさき・ひでとし●22年間の日本興業銀行勤務の後、JPモルガン、メリルリンチ、リーマンブラザーズの各投資銀行を経て現職。日経CNBCテレビでコメンテーターも務める。

 私自身もカーツワイルに近い考えを持っている。たとえば人工知能の画期的な発達だ。トヨタ自動車もこの分野に力を入れてきており、関係者と話していると「競争相手はグーグルだ」と言っている。PCと人間とのインターフェースを少しの工夫で変えたiPhoneが大ヒットしたように、人工知能も何か一つテクノロジーのブレークスルーがあれば大きく世界が変わってくる可能性がある。

 もう一つは、20年後には人間が死ににくくなっていること。医薬品や医療分野で、幹細胞を利用した再生医療や遺伝子治療などの技術革新がどんどん進んでいる。ただ、このような先端医療を受けるには高額な医療費が必要になるとすれば、金持ちでなければ長く生きられないという問題も起きるかもしれない。

 また、ドローン(小型の無人飛行機)を利用した物流の改革もすぐそこまで来ている。ドローン自体はすでに数世代にわたって開発が進み、今ではある程度のスピードで安全に行き交うことができるという。アマゾンは2015年にも運用を開始できるだけのテクノロジーはあると発表しており、後は規制当局が認可するかの問題となっている。テクノロジーがあって安全性が保証されているのであれば、認可しないわけはいかないだろう。

ーーこのような中期的な大きな変化を見据えて、個人投資家はどのような投資戦略を立てればいいのでしょうか。

 株式投資という点では、全体のポートフォリオを考えなくてはいけない。将来的な急成長を期待する銘柄への投資は、多くても全体の1~2割程度にとどめることが大事だ。なぜなら、そのような企業はリスクを取って事業展開しているため、事業が軌道に乗る前にダメになる可能性もある。事業化に成功したとしても、2番手戦略を取る企業に負けてしまうかもしれない。

  また、勝ちパターンを意識することも大事だ。たとえば1989年以降の日経平均株価と米国のダウ工業株30種平均を指数化して推移を比べると、約25年間で十数倍の差がついてしまっている。さらにこの先の20年間でどうなるかだが、わたしは、ダウ平均はこれから先も上昇基調を続ける可能性が高く、一方、日経平均はそれほど大きな上昇は期待ができないと考えている。なぜなら、日経平均を構成する225銘柄には金融や生命保険、建設・不動産、鉄道などの内需型企業が入っていて、そのマーケットは国内の人口減に伴って縮小していくと予想される。また、20年という期間でみれば、大きな地震が起きるリスクも考えなくてはいけないかもしれない。

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