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海帆・久田社長「今期業績予想は上方修正の可能性十分」

新規公開企業のトップにナマの声を聞く連載第20弾

角田 佐哉香
主力ブランドの「なつかし処昭和食堂」

 「IPO会社の社長に聞きた~い!」。インタビューならびに構成、取材後記執筆を担当する角田佐哉香です。今回は名古屋にやってきました。登場するのは4月17日に東証マザーズへ上場した海帆 (3133)の久田敏貴社長です。

 本社があるのは名古屋の台所、柳橋中央市場。海帆は今から60年以上前に創業した魚の卸の会社が発祥です。現在は居酒屋が主力事業。「なつかし処昭和食堂」というブランドの店などを東海地区中心に展開しています。

 株価は上場当日に公募価格(1020円)を約76%上回る1800円で初値がつき、同日に1880円まで上昇。その後は軟化し、5月には1290円まで売られましたが再び、切り返す展開。先週12日終値は1419円でした。

 居酒屋業界は若者のアルコール離れや働き手の不足などの問題に直面しています。競争も依然として厳しい状態。久田社長はどのような生き残りの方策を考えているのでしょうか。

(編集部)
 海帆は2003年、名古屋に設立。起源は1952年にさかのぼる。久田社長の父親がマグロとカジキの専門卸売業を手掛ける魚帆(現在は海帆の子会社)を創業。その後、カンパチやブリなどの大衆魚も扱うようになり、販路拡大を目指して居酒屋を立ち上げた。
 東海地区を中心に直営店を出店。店舗数は2014年12月末で73を数える(15年3月末では76)。「なつかし処昭和食堂」がメインのブランドで43店。別ブランドの「えびすや」も合わせると全体の7割程度を占める。店舗の形態は幹線道路沿いに駐車場を併設している郊外ロードサイド型が中心だ。

店舗の内装にはおカネをかけていない

 ーー郊外のロードサイド店舗が多く、無料送迎バスを売りにしていますね。

ひさだ・としたか●1992年に鈴岡入社、95年に魚帆へ入社。2003年に海帆を設立し社長就任、現在に至る。

 送迎バスは42台保有しており、宴会客の2~3割が利用しています。8名以上での利用が条件です。郊外は交通の便が悪いうえ、お客様は酒を飲むため、重宝がられています。大学や工場などへ迎えに行き、帰りは駅まで送るといった形でサービスを行っています。

 月曜から木曜日は大学生、金曜と土曜は企業利用主体で、日曜日はファミリーが中心。特に企業関係では愛知の店舗ということでトヨタ自動車関連の利用が多い。トヨタ労連の関係者などがかなりまとまった人数で来店してくれます。

ーー「3世代が楽しめる総合居酒屋」と謳っていますが、居酒屋はガヤガヤしておりイメージが湧かない面もあります。

 テーブル席は昭和をモチーフにした内装で、年配の来店客は「懐かしい」と感じる店作り。しかし、若い人には目新しさがあります。一方、駄菓子コーナーがあって、お子様には菓子を配っている。キッズルームも備えています。東京に唯一展開している池袋の店はガヤガヤ感がありますが、名古屋の店は半個室のような作りにしています。

 ターゲットを絞り込んで間口を狭くすると、売り上げがなかなか増えない。広げることで誰もが来てくれるほうがいいと考えています。客単価は2500~2700円のモデル。あまり高くせず、何度も来てもらえるほうがいいという方針に基づいた価格設定です。

ーー居抜き出店でコストを抑えています。

 最近はコンビニ跡地への出店が増えています。レストランや居酒屋の跡地があればいちばんいいのですが、そうした物件ばかりを探すのは難しい。その点、コンビニの退店店舗数は全国で年間1000店超。ファミリーマートとサークルKサンクスが現在、経営統合へ向けて動いており、退店物件がさらに増加しています。駐車場のスペースが確保されている物件ならば十分に出店が可能です。

 コンビニは商圏のリサーチがしっかりしている。居酒屋のように焼き鳥やおでんを取り扱う店があるうえ、「3世代」に足を運んでもらうことを意識した店作りや品ぞろえなどもしている。このため、退店後に出すと「ハズレ」がありません。

 店舗の作りもカッコいい物ではありません。廃材などを利用している。安く済ませようと昭和をイメージする内装にした面もあります。内装におカネをかけていない。街中にはカッコいい店舗がたくさんありますが、そこで肩を並べようと勝負するのは難しいと思っています。投資回収に要する期間は平均で17カ月、最短では10カ月と早いのが特徴です。

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海帆 (3133)

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