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「第2の創業」で悲願の黒字化、研究用マウスのトランスジェニック(上)

熊本発の技術で創薬を支える

小長 洋子

 研究開発費が先行することから、赤字が当たり前といわれるバイオベンチャー。しかし、開発用マウスや抗体を研究機関や製薬会社などに販売するトランスジェニック(2342)は、前2015年3月期に悲願の営業利益黒字化を達成した。

 同社は創業初期から「トランスジェニックマウス」と「抗体」の両輪を核に、一時は創薬にまで手を広げていたため、研究開発費負担が重荷で赤字が続いていた。13年5月には、資本準備金を取り崩して繰越欠損金の補填にあてるところまで追い込まれた。しかも、事業そのものはようやく黒字化のメドが立ってきたとはいえ、13年に立て続けに2件のM&Aを実施。のれん償却や統合費用などがかさみ、黒字化は果たせなかった。このように上場以来13年の苦節を経てようやく黒字化を達成しただけに、5月の決算説明会の席では福永健司社長の表情には安堵の色が見えた。

トランスジェニックマウスに強み 

トランスジェニックの福永健司社長(撮影:梅谷秀司)

 トランスジェニックの中核事業の1つ、トランスジェニックマウスとは、文字どおり遺伝子を改変したマウスのこと。特定遺伝子を破壊したノックアウトマウス、導入したノックインマウスを含む。最近ではゲノムを直接編集する技術によって遺伝子を改変したマウスも登場した。顧客は理化学研究所や大学などの学術研究機関が大半を占める。

 09年から1年間社長を務めた山村研一博士(現・同社CTO、熊本大学シニア教授)が開発した「可変型遺伝子トラップ法」は、特定の遺伝子を破壊したマウスの作製法。00年に熊本大学からトランスジェニックに技術移転され、この方法を利用した遺伝子破壊マウス(ノックアウトマウス)は、今でも同社の中心的な事業だ。

 創薬の初期段階では、作った製剤が安全なのか、病気に効くのかどうかを、まずマウスなどの小動物で、その後、ヒトに幾分近い大型動物で試験するプロセスが必須とされている(前臨床試験という)。この動物試験で安全性と有効性が確認されたものだけが、ヒトに対する安全性や有効性を確認する臨床試験に進むことができる。

 近年では、動物愛護の観点から動物試験が抑制される方向にあり、iPS細胞から分化誘導した細胞で試験をすればよいという考え方も出始めてはいる。だが、細胞レベルの試験は、有効な医薬品候補物質を見極めるための最初期のスクリーニング手法として期待できる方法ではあるものの、生体での薬の安全性や有効性の確認は、生体でなければはっきりとわからない部分も多い。

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トランスG (2342)

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