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決算で見つけた“勝ち組”の医療関連株はコレだぞ!?

中国景気減速でも好業績満喫!

テルモの細胞シート「ハートシート」は9月に厚生労働省から製造販売承認を取得。重症心不全の患者向け製品として注目されている。(撮影:尾形文繁)

 2015年度上期(4~9月)の決算はまだら模様の様相を呈した。中国の景気減速や原油価格の下落など資源安の影響もあり、苦戦するセクターも散見された。その中で、医療セクターは医療機器、医薬品、医薬卸など好業績を謳歌する企業が目立つ。

 総じて収益環境のよさが背景にあるといえる。医療機器メーカーは、医療制度が整って積極的にインフラを強化している中国の市場拡大の恩恵が大きい。ハイテクや建設機械、素材などのセクターは中国の景気減速が業績を直撃。医療機器はこれとまさに対照的である。

 特にシスメックス (6869)オリンパス (7733)テルモ (4543)などの国際的な競争力を持つ企業の攻勢が際立つ。ミンドレーなど中国企業も躍進しているが、中国企業にはない、高い技術を有する日本企業の成長力は傑出する。

 医療分野は自動車、テレビ、携帯電話などの分野と異なり、単純なコストパフォーマンスによる競争優位が成立しにくい。自動車や携帯電話だと価格が半分程度なら若干の機能低下や不具合なども許されよう。製品に問題があれば交換してもらうことも可能である。

 しかし、医療分野では検体検査や手術など0.1%の精度が致命的となるケースも多い。これが、値段が中国製の数倍もする日本製医療機器が飛ぶように売れる理由である。

 一方、医薬品セクターでも中国人の動向が大きく影響している。ただ、医薬品は医療機器と異なる要因で収益が押し上げられた。大衆薬分野のインバウンド効果である。中国人は日本で炊飯器や化粧品などと同じように大衆薬を「爆買い」。ロート製薬 (4527)参天製薬 (4536)小林製薬 (4967)といった企業は大きな恩恵を受けている。

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