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市場経済ニュース

【株式・前引け】海外株の大幅高を受けて、日経平均は4日続伸、一時9000円に接近

 30日の東京株式市場前場は前日の海外株式市場の大幅高を受けて4日続伸した。日経平均株価の前引けは前日終値比135円10銭高の8986円45銭、TOPIXは同13.52ポイント高の772.35だった。東証1部の出来高は概算で8億0762万株、売買代金は4820億円だった。  前日の海外株式市場は、米国の個人消費関連指標が市場予想を上回ったことから、過度の景気減速懸念が後退。また欧州ではギリシャの金融再編が進むことで金融不安が多少緩和し、幅広い買いが入った。NYダウは254ドルの大幅高。欧州株式市場でも軒並み上昇した。  寄り付き前の外国証券(9社ベース)経由の注文動向は、売りが760万株、買いが540万株で、差し引き220万株と22営業日連続の売り越しだったが、市場の流れには大きな影響を与えなかった。  日経平均は海外株高を受けて、107円高の8958円で寄り付いた。直後にやや下げたが、円高が一服していることから景気敏感株や輸出関連株、銀行株などに買いが入った。9時21分には139円高の8991円と、9000円に接近する場面があった。ただ、「9000円にはコールオプションの建玉のフシ目がある」(大手証券)とされ、ここでやや一服。その後、もみ合ったものの前場高値圏の8986円で取引を終了した。  業種別では、東証33業種の全業種が値上がりした。値上がり率トップは景気敏感株の海運で3.88%上昇。以下、鉄鋼、証券、鉱業が3%台の値上がり。ゴム、銀行以下11業種が2%台の上昇を記録した。  東証1部の値上がり銘柄数は1427銘柄で全体の87.0%。下げたのは126銘柄、変わらずは85銘柄。個別では、ファナック、ホンダ、トヨタ、京セラ、キヤノンなど輸出関連株が買われ、メガバンクも物色された。値上がり率上位にはレオパレス21やアジア投資、サニックスが並んだ。一方、下げたのは公募増資の発表で株式希薄化を嫌気された冶金工、7日ぶりに反落したエンプラス、スタジオアリスなど。  午後の市場では野田新政権誕生を受けた為替の動きや、人事、政策面の動向などが注視される見通し。

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