米国株式市場は大幅反落、原油安と米企業収益への懸念が重し

ダウは364ドル安、1万6151ドル

ロイター
1月13日、米国株式市場は大幅反落した。原油安や米企業収益への懸念から売られ、S&P総合500種が終値で昨年9月以来の安値を付けた。ニューヨーク証券取引所で7日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国株式市場は大幅反落した。原油安や米企業収益への懸念から売られ、S&P総合500種が終値で昨年9月以来の安値を付けた。

アジアの取引時間に発表された中国の12月貿易統計は市場で予想されていたほど落ち込まなかった。このため中国の景気に対する懸念が後退して原油価格が上昇し、米国株も高く始まった。

しかし、その後原油価格が伸び悩むと米国株も売り優勢に転じた。結局、S&P500種のセクター別指数は10業種全てが下げて終わった。

ウェッドブッシュ・セキュリティーズの株式取引マネジングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「年明けから資金を温存しようというムードが広がっている。マーケットには確信を持って上昇する力がなく、不安感が広がっている。きょうの取引ではこうした流れがはっきりと表れたようだ」と話した。

オンライン小売りのアマゾン・ドット・コムは5.8%下落し、S&P500種とナスダック構成銘柄の中で下げが目立った。

鉄道輸送のCSXは5.7%安。第4・四半期決算が輸送量の落ち込みで減益となったことが嫌気された。

保険のアンセムと契約の価格改定について協議していると発表した薬剤給付管理のエクスプレス・スクリプツは6.9%下げた。

半面、ソフトウエアのマイクロソフトは2.2%高。モルガン・スタンレーによる投資判断引き上げが材料視された。

個人向け生保部門の一部分離を計画していると発表した保険のメットライフは2.2%上げた。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約98億株で、過去20営業日平均の75億株を上回った。

騰落銘柄の比率はニューヨーク証券取引所が上げ1に対して下げが7.64、ナスダ ックは上げ1に対して下げ6.35だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 16151.41 -364.81 -2.21 16526.63 16593.51 16123.20 <.DJI>

前営業日終値 16516.22

ナスダック総合 4526.07 -159.85 -3.41 4706.02 4713.98 4517.56 <.IXIC>

前営業日終値 4685.92

S&P総合500種 1890.28 -48.40 -2.50 1940.34 1950.33 1886.41 <.SPX>

前営業日終値 1938.68

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