日経平均は「二番底」を探る展開になりそうです

1万6017円で底打ちの公算大ですが…

横山 利香

 日銀が1月29日、マイナス金利政策の導入を発表しました。「黒田バズーカ第3弾」という表現でいいのでしょうか。発表直後は日経平均株価が乱高下しましたが結局、前日比476円高の1万7518円と大幅に上昇して取引を終えました。

 マイナス金利導入を受けて、住宅ローン金利の引き下げや定期預金金利の引き下げ、投資信託のマネー・マネジメント・ファンド(MMF)の購入受付停止などの動きが出ています。日本の金融政策では初のマイナス金利が、生活にどのような影響を及ぼすのかはこれから少しずつわかってくるのでしょう。ただ、投資に抵抗感のある人の財布のひもがきつくなってしまわないかと心配です。

 外国為替市場では、マイナス金利の影響で対ドル円相場が1ドル=118円台から121円台まで下落しました。円安のおかげで、日経平均は1月21日に付けた1万6017円が目先の安値として確定したとみられます。2月1日には一時、1万7905円まで上昇しました。

  株価チャートを見ると、日経平均のリバウンドは1万8500円プラスマイナス150円あたりの水準になりそうです。一方、仮に1万6017円で底を打ったとしても、二番底を形成する確率も高そうです。このため、あまり欲張らずに保有銘柄の売却を進めることにしました。

 前回取り上げたNEXT NOTE日経・TOCOM原油ダブル・ブルETN (2038)、いわゆる「原油ダブル・ブルETN」もその一つです。米ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物の価格は1バレル=30ドルを割り込んで20ドル台まで値下がりしましたが、リバウンドに転じました。その後には34ドル台を回復。おかげで、購入していた原油ダブル・ブルETNも上昇し、2月1日には1006円まで値上がりしました。

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