米国株式はダウとS&Pが反発、原油高でエネルギー株上昇

ダウは183ドル高の1万6336ドル

ロイター
2月3日、米国株式市場は引けにかけて堅調となり、ダウ工業株30種とS&P総合500種が反発した。NY証券取引所で2015年12月撮影(2016年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米国株式市場は引けにかけて堅調となり、ダウ工業株30種とS&P総合500種が反発した。原油相場の大幅な上昇を好感してエネルギー株が買われたほか、金融株も持ち直した。

ナスダック総合指数は続落したが、この日の安値からは下げ幅を大きく縮小して終了した。

米原油先物の清算値は8%上昇。S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は4%上がった。

ボストン・プライベート・ウエルスのチーフ市場ストラテジスト、ロバート・パブリク氏は「原油相場が株式市場全体の地合い好転を支援した。市場は矢のように急上昇し、その後は空売りの買い戻しが相次いだ」と述べた。

米国に本社を置く多国籍企業の業績はドル高の影響が心配されていたが、この日はドルが下落し、そうした懸念が和らいだ。複合企業のスリーエム(3M)は3.1%上昇し、ダウ工業株30種の上げをけん引した。

大型ハイテク株では、アップルが2.0%上昇したのに対し、グーグルの持ち株会社であるアルファベットは4.0下落。これにより時価総額はアップルがアルファベットを再び上回り、時価総額首位の座を奪回した。

ほかのセクターでは、S&P素材株指数<.SPLRCM>が3.3%上昇。S&P金融株指数<.SPSY>は一時、過去2年超で最低となっていたが、0.1%安に持ち直して終了した。

ケーブルテレビ・高速インターネットのコムキャストは6.0%高。同社の四半期決算は売上高が市場予想を上回った。

油田掘削・石油生産設備のナショナル・オイルウェル・バーコは四半期決算で純損益が赤字となったことが響き、株価は8.7%下げた。

朝方は米供給管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業総合指数が市場予想を下回ったことを受け、製造業の不振が米経済の他分野へも波及しつつあるとの懸念が強まり、株式相場は弱含んだ。だがADPの1月の全米雇用報告では民間部門雇用者数が市場予想を上回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1920で下げ1102(比率は1.74対1)、ナスダックは上げ1391で下げ1393(約1対1)だった。トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約102億株で、過去20営業日平均の92億株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 16336.66 +183.12 +1.13 16186.20 16381.69 15960.45 <.DJI>

前営業日終値 16153.54

ナスダック総合 4504.24 -12.71 -0.28 4543.83 4547.32 4424.47 <.IXIC>

前営業日終値 4516.95

S&P総合500種 1912.53 +9.50 +0.50 1907.07 1918.01 1872.23 <.SPX>

前営業日終値 1903.03

 

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