全22社! 3月のIPO銘柄で稼ぐ方法をこっそり伝授

中長期から「上場日デイトレ」まで

西堀 敬
(撮影:尾形文繁)

 3月のIPOは、昨年の15社から7社増えて22社となった。 

 季節柄、3月のIPOの数は多くなりがちだ。日本は3月決算の企業が多く、決算日を越える前に上場するとなると、3月に集中することになる。今回も、22社のうち14社が3月決算だ。

 3月に集中するのはやむを得ないが、中でも3月18日金曜日に6社の上場が集中している。業界関係者に聞くと、昨年末頃には8社が18日の上場を予定していたそうだ。「大安」となる18日が好まれるのはわかるが、3月の大安は18日の他にも2日あるため、解せないところだ。

 余計なお世話と言われるかもしれないが、東京証券取引所で鐘を鳴らす上場当日のセレモニーも、行列を作ってしまうことになりはしないかと心配してしまう。

資金の分散に注意

 さらに、同じ週の14日から17日にかけて6社の上場がある。この期間では合計で約180億円を調達することになる。また、18日に予定される6社の約95億円と合わせると、実に275億円もの調達金額だ。 

 IPOの銘柄を売買する投資家は、ほとんどが個人投資家と言っても過言ではない。1週間に12社のIPOとなれば、個人投資家の資金が複数の銘柄に分散され、初値どころかセカンダリーにおいても、個別銘柄を追いかける動きは低調となりやすい。

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