日経平均は4日続落、円高嫌気し終日軟調

終値は211円安の1万6724円

ロイター
[REUTERS/Issei Kato]

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落した。外為市場で1ドル111円台まで円高が進行し、企業業績に対する懸念から輸出株中心に売りが先行。投機筋による株先物売り/円買いの観測もあり、日経平均は一時322円安まで下落した。後場にかけては、日銀によるETF買い入れへの期待や財政等の政策期待が下支えしたものの、3連休を控えて積極的に動く投資家は少なく、戻りは鈍かった。終値は3月9日以来の安値となった。

原油価格や米国株が上昇し、海外市場では投資家心理の改善が続いているものの、日本株は為替との連動性を強め、終日軟調な展開となった。市場では「1ドル111円台では来年度の企業業績は減益が濃厚になる。17日発表の3月第2週主体別売買動向で海外投資家による大量売りが明らかになったこともムードを悪くした」(ちばぎん証券顧問の安藤富士男氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、セイコーエプソン<6724.T>が大幅安。前日発表した中期計画が市場の期待と比べて保守的との見方から失望売りが出た。半面、JUKI<6440.T>が大幅反発。17日に自己保有株を除く発行済み株式総数の3.35%に当たる100万株を上限とする自社株買いを実施すると発表し、好感された。東芝<6502.T>もしっかり。医療機器子会社の全株式売却が決まり、財務立て直しに期待する買いが入った。

東証1部騰落数は、値上がり555銘柄に対し、値下がりが1283銘柄、変わらずが108銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16724.81 -211.57

寄り付き    16883.75

安値/高値   16613.69─16920.91

TOPIX<.TOPX>

終値       1345.05 -13.92

寄り付き     1354.55

安値/高値    1335.34─1359.83

東証出来高(万株) 229580

東証売買代金(億円) 24504.87

(河口浩一)

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