日経平均は5日ぶり反発、終値1万7000円回復 円高一服で買い戻し

終値は323円高の1万7048円

ロイター
3月22日、東京株式市場で日経平均は5日ぶりの反発となった。写真は株価を眺める男性。都内で2月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日ぶりの反発となった。外為市場でドル高/円安が進行したことを受け、序盤から買いが優勢となり、上げ幅は前週末比で一時380円を超えた。その後強含む円相場に反応し伸び悩む場面があったが、大引けにかけて持ち直し、終値は4営業日ぶりに1万7000円台を回復した。

3連休明けの東京市場は前週に続き為替にらみの展開となった。寄り付き後に日経平均は日中高値1万7107円80銭を付けたが、日中ドル/円が112円を割れると上げ幅を縮小。後場に一時1万6800円台半ばまで下げる局面がみられるなど、ドル/円とともにもみ合いを続けた。

主力株ではトヨタ自動車<7203.T>が3%超高。KDDI<9433.T>など情報通信株もしっかり。メガバンクは高安まちまちだった。東証33業種のうち鉱業を除く32業種が上昇。その他製品や精密機器の上げが目立った。ただ東証1部の売買代金は2兆1800億円弱にとどまり、積極的な売買は手控えられた。

証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏は「上をさらに買う材料がなく、売る材料も乏しい」と指摘。一方、海外市場がリスクオンに傾きつつあるなか、「悪材料は出にくく足元は為替をみていればよい形。2月高値を目先は目指す動きにはなるだろう」との見方を示す。

個別銘柄では、建設株の鹿島<1812.T>浅沼組<1852.T>が後場一段高。ともに業績予想の上方修正を発表し好感された。半面、シャープ<6753.T>が大幅安。台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>がシャープに対する出資額の引き下げを検討していると報じられ、嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり1732銘柄に対し、値下がりが163銘柄、変わらずが51銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17048.55 +323.74

寄り付き    16937.31

安値/高値   16851.21─17107.80

TOPIX<.TOPX>

終値       1369.93 +24.88

寄り付き     1359.99

安値/高値    1354.57─1374.97

東証出来高(万株) 201411

東証売買代金(億円) 21784.85

(長田善行)

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