米株小幅安、ベルギー同時攻撃後の下げからは回復

ダウは41ドル安の1万7582ドル

ロイター
3月22日、米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が小幅安で引けた。写真はニューヨーク証券取引所でベルギー同時爆破攻撃のニュースを見るトレーダー(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 22日の米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が小幅安で引けた。朝方はベルギーの首都ブリュッセルで起きた同時爆破攻撃を受けて下落したものの、その後はやや持ち直した。ヘルスケア関連銘柄への買いが、消費・通信関連銘柄への売りを吸収した。

当初売り込まれた後に相場が持ち直すパターンは、昨年11月にパリで発生した同時攻撃の際にも見られた。JPモルガン・ファンズのチーフ・グローバル・ストラテジスト、デビッド・ケリー氏は「この種の事件は、(最初は)どの程度の規模なのかまったく分からないので突然不透明感が高まるが、不透明感が後退するとともに株価は上昇する」と説明した。

S&Pの10セクターのうち3セクターが上昇。ヘルスケア<.SPXHC>が0.9%高となった半面、消費財<.SPLRCS>は0.75%と最も下げがきつかった。

航空や旅行関連の銘柄が軒並み売られ、ダウ・ジョーンズ米旅行レジャー株指数<.DJUSCG>は0.7%安、NYSEアーカ航空株指数<.XAL>は0.9%安となった。クルーズ船運航のカーニバルは2.1%、オンライン旅行代理店のエクスペディアは1.8%、それぞれ下落した。

アップルは0.8%上昇し、S&P総合500種を下支えた。

フローリング木材販売のランバー・リクイデーターズは16%高。カリフォルニア州大気資源局との和解が好感された。

米取引所の合計出来高は約62億株で、過去20営業日平均の81億4000万株を下回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が下げ1595で上げ1393(比率は1.15対1)、ナスダックが下げ1453で上げ1337(1.09対1)だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 17582.57 -41.30 -0.23 17602.71 17648.94 17540.42 <.DJI> .DJI

前営業日終値 17623.87

ナスダック総合 4821.66 +12.79 +0.27 4783.61 4835.60 4781.71 <.IXIC> .IXIC

前営業日終値 4808.87

S&P総合500種 2049.80 -1.80 -0.09 2048.64 2056.60 2040.57 <.SPX> .SPX

前営業日終値 2051.60

ReutersCopyright
copyright (C) 2017 Thomson Reuters 無断転載を禁じます

ページトップ