日経平均は5日続落、円高嫌気し自動車軟調 1万6000円に接近

終値は40円安の1万6123円

ロイター
4月4日、東京株式市場で日経平均は5日続落。外為市場がドル安/円高方向に振れたことを嫌気し、自動車など輸出株を中心に売りが優勢となった。写真は都内の株価ボード。2014年4月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続落。外為市場がドル安/円高方向に振れたことを嫌気し、自動車など輸出株を中心に売りが優勢となった。寄り付き後に一時1万6000円に接近する場面があったが、押し目買いも入り下げ渋った。ただ上値を追う材料も乏しく、後場に入り指数は再度軟化。方向感の乏しい展開が続いた。

日経平均の5日連続安は今年2度目。年明けの1月4日─12日にあった6日連続安以来となる。TOPIXは5日ぶりの反発となった。

1ドル=111円台前半までドル安/円高が進行したことなど背景に、自動車・電子部品関連が軟調に推移。トヨタ<7203.T>が一時3%超安となり、年初来安値を付けた。業種別指数の下落率では輸送用機器<.ITEQP.T>がトップ。ゴム製品<.IRUBR.T>がこれに続いた。

対照的に内需セクターは総じてしっかり。水産・農林や食料品、医薬品関連などの上げが目立った。東証REIT指数<.TREIT>は2%超の大幅な上昇となっている。

財政対応など政策期待を支えに指数は底堅さをみせ、日経平均は一時プラス圏に浮上する局面があったものの、後場は軟調に推移した。東証1部売買代金は2兆0900億円弱にとどまり、商いは低調だった。

フィリップ証券リサーチ部長の庵原浩樹氏は「3月末までは国内年金勢の買いが日本株を支えていたとみられるが、そのタガが外れた。日本株を買う理由が特にないなかで海外投資家による売りが続き、主力株が下げる構図となっている」と指摘。ドル安/円高による企業業績への懸念も、株価の下押し圧力となっているとの見方を示している。

個別銘柄では1日に自社株買いを発表したソディック<6143.T>が大幅高。半面、サカイ引越センター<9039.T>は大幅続落となった。4日発表の3月度の月次売上高が前年同月割れとなったことが嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり1251銘柄に対し、値下がりが600銘柄、変わらずが99銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16123.27 -40.89

寄り付き    16087.76

安値/高値   16029.50─16238.51

TOPIX<.TOPX>

終値       1302.71 +1.31

寄り付き     1296.78

安値/高値    1292.59─1313.96

東証出来高(万株) 206849

東証売買代金(億円) 20896.18

(長田善行)

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