日経平均は6日続落、米雇用統計控え方向感乏しい

終値は40円安の1万6106円

ロイター
5月6日、東京株式市場で日経平均は6日続落となった。直近の急ピッチな下げに対する反動から朝方は反発スタートとなったが、買いは続かず下げ転換。写真は東京証券取引所で2月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は6日続落となった。直近の急ピッチな下げに対する反動から朝方は反発スタートとなったが、買いは続かず下げ転換。日経平均は節目の1万6000円を一時下回った。もっとも米雇用統計の発表を控えた週末を前に積極的にポジションを構築する動きは乏しく、日中は方向感に乏しい展開。大引けにかけて買い戻しなどが入り下げ幅をやや縮小した。

取引時間中に為替が1ドル107円台でやや円高方向に振れ、ハイテク株などに売り圧力が強まったことも指数の上値を抑えた。「米雇用統計が弱ければドル安・円高、強ければ一時的に円安に振れるだろうが、米早期利上げ観測につながればリスクオフの円高・株安になりかねない。いずれにせよ円高警戒感が強い」(いちよしアセットマネジメント執行役員の秋野充成氏)という。

東証1部の売買代金は2兆2385億円と膨らまず、大口の投資家の売買は限定的だった。今晩の米雇用統計に加え、来週に国内企業決算のピークを控えていることも見送り要因という。一方、外部環境の影響を受けにくい中小型株には個人投資家とみられる資金が向かい、東証2部総合<.TSI2>や東証マザーズ総合<.MTHR>などが上昇。東証1部の騰落数は値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、地合いの底堅さにつながった。

個別銘柄では、タカタ<7312.T>が年初来安値を更新。米運輸省がエアバックのインフレーター(膨張装置)の追加リコールを発表したことなどを受け、売りが強まった。2016年3月期の最終損益が3000億円規模の赤字と報じられたシャープ<6753.T>も大幅安となった。

半面、好業績見通しを発表した島精機製作所<6222.T>伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>などが買い優勢だった。

東証1部騰落数は、値上がり993銘柄に対し、値下がりが843銘柄、変わらずが114銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16106.72 -40.66

寄り付き    16212.67

安値/高値   15989.35─16271.61

TOPIX<.TOPX>

終値       1298.32 -1.64

寄り付き     1305.4

安値/高値    1289.01─1309.3

東証出来高(万株) 214094

東証売買代金(億円) 22385.6

(杉山容俊)

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