米国株式市場は小動き、ヘルスケア銘柄が上昇 エネルギー株は安い

ダウは34ドル安の1万7705ドル

ロイター
5月9日、米国株式市場はほぼ変わらず。製薬アラガンをはじめヘルスケア関連株に買いが入り、エネルギー株や素材株の下げを相殺した。ニューヨーク証券取引所で撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ変わらず。製薬アラガンをはじめヘルスケア関連株に買いが入り、エネルギー株や素材株の下げを相殺した。この日はS&P500種の主要10業種中5業種が上昇。1.13%高のヘルスケア<.SPXHC>が主導する一方で、エネルギー<.SPNY>と素材<.SPLRCM>がともに1.25%下落した。

アラガンは6%の大幅高となった。イスラエルのテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズが、405億ドルでのアラガンのジェネリック(後発医薬品)部門買収を6月にも完了する見通しを示したことが好感された。

石油大手シェブロンは1.5%安。原油価格が2.8%下落したことが背景。

中国の4月の輸出と輸入はともに需要の後退を示す結果となり、素材関連株の重しとなった。

重機大手キャタピラーは3.5%値下がりし、ダウ平均を最も押し下げた。

投資家の企業業績に対する見方は依然として慎重だ。トムソン・ロイター・エスティメーツによると、第1・四半期決算の発表がほぼ出そろった段階で、S&P500種企業は平均5.5%の減益となり、売上高は1.9%減となっている。

リッジワース・インベストメンツのシニア投資ストラテジスト、アラン・ゲイル氏は「今決算シーズンに成績をつけるとすれば、CまたはCマイナスだ。大半の企業は大幅に引き下げられた予想を上回ることはできたものの、全体的な売上高の伸びは依然として期待外れのままだ」と話した。

ドーナツ・チェーン大手クリスピー・クリーム・ドーナツは、13億5000万ドルで株式を非公開化することで合意したのを受け、24.3%急騰した。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が下げ1594で上げ1407、ナスダックは上げ1486で下げ1322だった。

米取引所の合計出来高は約68億株で、過去20営業日平均の72億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 17705.91 -34.72 -0.20 17743.85 17783.16 17668.38 <.DJI>

前営業日終値 17740.63

ナスダック総合 4750.21 +14.05 +0.30 4736.35 4771.94 4735.06 <.IXIC>

前営業日終値 4736.16

S&P総合500種 2058.69 +1.55 +0.08 2057.55 2064.15 2054.31 <.SPX>

前営業日終値 2057.14

 

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