米株はほぼ横ばい、アップルは2年ぶり安値

ダウは9ドル高の1万7720ドル

ロイター
5月12日、米国株式市場は、S&P総合500種<がほぼ横ばいで終えた。NY証券取引所で9日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場は、S&P総合500種<.SPX>がほぼ横ばいで終えた。マイクロソフト、モンサント、エクソンモービルは値上がりしたが、アップルは急落し2年ぶり安値をつけた。

S&P総合500種とダウ工業株30種は前日終値を挟んで上下に動く展開となり、両指数ともほぼ変わらずの水準で終了。マイクロソフトが0.90%上昇し、S&P総合500種が持ち直すのに寄与した。

アップルはスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の需要鈍化への懸念から売られ、2.35%安の90.34ドルで取引を終了、2014年6月以来の安値となった。多数のポートフォリオに主力銘柄として組み入れられているアップル株の下落は、主要3指数を押し下げる要因になった。

セクター別では、S&P総合500種の主要10業種指数のうち7業種の指数が上昇。S&P電気通信サービス株指数<.SPLRCL>は0.72%上がり、S&P主要消費財株指数<.SPLRCS>は0.54%のプラスとなった。一方でS&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>は0.58%低下、製薬会社アラガンは3%値下がりした。

農業関連・種子開発のモンサントは8.39%高。同社に対して買収が検討されているとの報道を受けて買われた。

百貨店のコールズは9.17%安。四半期の既存店売上高が予想外に減少したことで売られた。

S&P総合500種は2月の安値から持ち直したが、ここ2週間は低調な企業業績や経済指標の発表が続く中、上昇の勢いが弱まっている。

グリーントゥリー・ブローカレッジ・サービシズのプリンシパル、ウォーレン・ウエスト氏は「現時点では売り手と買い手の双方とも、確信を持って取引しているとは思えない」と指摘。経済成長のペースが極めて遅いため、相場の動きも鈍くなっているとの見方を示した。

米企業の第1・四半期決算はこれまで、利益が市場予想を上回るケースが大勢を占めているが、トムソン・ロイターのデータによると、S&P500種企業の第1・四半期は前年同期比5.4%の減益になると予想されている。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1449で下げ1533、ナスダックは上げ909で下げ1912。トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約72億株で、過去20営業日平均とほぼ同水準だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 17720.50 +9.38 +0.05 17722.01 17798.19 17625.38 <.DJI>

前営業日終値 17711.12

ナスダック総合 4737.33 -23.35 -0.49 4778.19 4779.46 4710.17 <.IXIC>

前営業日終値 4760.69

S&P総合500種 2064.11 -0.35 -0.02 2067.17 2073.99 2053.13 <.SPX>

前営業日終値 2064.46

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