米S&P500種が2日間で2%上昇、エネルギー株に買い

早期利上げ見通し強まる

ロイター
5月25日、米国株式市場は上昇。原油価格が値上がりしたことを受けてエネルギー関連株に買いが入った。NY証券取引所で3月撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国株式市場は上昇。原油価格が値上がりしたことを受けてエネルギー関連株に買いが入った。この日までの2日間でS&P総合500種の上昇率は2%に達し、2日間の上昇率としては3月初旬以来となった。

米連邦準備理事会(FRB)高官のここ数日の発言や米景気指標が上向いたことを受けて、FRBが以前に考えられていたよりもずっと早く利上げに踏み切るとの見方が強まった。

スワースモア・グループのポートフォリオマネジャー、カート・ブラナー氏は「今、目に見えているのは、それが本当に起きるという認識であり、投資家たちはそのことを一段と心地良く感じている。経済成長は大丈夫だという認識がある」と話した。

原油価格が1バレル=50ドルに向けて上昇する中でエネルギー株<.SPNY>が1.5%上がり、相場を主導した。米エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した週間在庫統計で原油の在庫が予想を上回る減少となり、コモディティー価格の下落局面が終わったかもしれないとの見方が強まった。

S&P金融株指数<.SPSY>は1%上昇し、今年の最高値で終えた。利上げの恩恵を受けるとの見方から、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、シティグループがそれぞれ1.5%を超える値上がりとなった。

ITサービスのコンピューター・サイエンシズは42%急騰した。ヒューレット・パッカード(HP)が不振のITサービス事業を分離・独立(スピンオフ)して同社と統合すると発表したことが手掛かり。HPも6.8%高で終えた。

中国の電子商取引大手、アリババ・グループ・ホールディングは6.8%の大幅安。会計処理をめぐり、米証券取引委員会(SEC)の調査を受けていることが材料視された。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約69億株で、過去20営業日平均の73億株を下回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2048で下げ944、ナスダックが上げ1812で下げ996だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 17851.51 +145.46 +0.82 17735.09 17891.71 17735.09 <.DJI>

前営業日終値 17706.05

ナスダック総合 4894.89 +33.84 +0.70 4877.18 4905.45 4872.42 <.IXIC>

前営業日終値 4861.06

S&P総合500種 2090.54 +14.48 +0.70 2078.93 2094.73 2078.93 <.SPX>

前営業日終値 2076.06

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