米株市場は上昇、英EU離脱懸念緩和で安心感

ダウは129ドル高の1万7804ドル

ロイター
6月20日、米国株式市場は上昇。英国のEU離脱について、世論調査で離脱の公算が小さくなったことが示され、安心感が広がった。NY証取で15日撮影(2016年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して終了した。英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が23日に迫る中、世論調査で離脱の公算が小さくなったことが示され、安心感が広がった。

S&P総合500種は一時1.4%高となったが、最近強力な上値抵抗線となっている2100の突破にまたしても失敗し、結局は0.6%高と伸び悩んだ。それでも約1カ月ぶりの上昇率となり、ブレグジット(英国のEU離脱)をめぐる不安から大きく売り込まれた先週から地合いが改善した。

プルデンシャル・ファイナンシャルの市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「市場は英国のEU残留を見越したポジションを構築しつつあり、不安と不確実性に基づいた取引を巻き戻している」と述べた。

ただ同氏は、今後英国でEU離脱支持が再び盛り返してくれば取引は逆方向になりかねないとした上で「これから23日まで時間はたっぷり残っている」と警告した。

小売りのウォルマート・ストアーズは0.2%上昇。傘下の中国通販サイト運営会社を中国の電子商取引会社、京東商城(JDドット・コム)に売却すると発表した。京東商城の米国上場株は4.6%高。

オンライン融資のレンディングクラブは2.7%上がった。中国人富豪の陳天橋氏が株式保有比率を引き上げていたことが判明した。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が3.47対1、ナスダックが2.79対1でいずれも上げが優勢だった。

米取引所の合計出来高は約66億株で、過去20営業日平均の68億3000万株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 17804.87 +129.71 +0.73 17736.87 17946.36 17736.87 <.DJI>

前営業日終値 17675.16

ナスダック総合 4837.21 +36.88 +0.77 4856.69 4882.15 4834.51 <.IXIC>

前営業日終値 4800.34

S&P総合500種 2083.25 +12.03 +0.58 2075.58 2100.66 2075.58 <.SPX>

前営業日終値 2071.22

 

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