ダウとS&P下落、原油安でエネルギー株に売り

ダウは22ドル安の1万7895ドル

ロイター
7月7日、米国株式市場は、エネルギー関連株に売りが出たことでダウ工業株30種とS&P総合500種が下落して終了した。ニューヨーク証券取引所で6日撮影(2016年 ロイター/LUCAS JACKSON)

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国株式市場は、エネルギー関連株に売りが出たことでダウ工業株30種とS&P総合500種が下落して終了した。ただナスダック総合は、会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールのほかハイテク関連株が買われ上昇した。

原油は週間統計で在庫が予想ほど減少しなかったため相場が5%近く下落。原油安を嫌いエクソンモービルやシェブロンなどエネルギー株<.SPNY>が全般に売られた。

このほかセクター別では、配当利回りの高い公益株<.SPLRCU>と電気通信サービス株<.SPLRCL>も全般に下げた。英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利した後、資金の安全な逃避先として買われていたが、「特段の理由がないまま、利益確定売りを浴びた」(ソラリス・グループのティム・グリスキー最高投資責任者)という。

コストコは4.9%上昇して7カ月ぶり高値で終了。6月既存店売上高の予想外の増加が好感された。

医療保険のヒューマナは9.6%安。関係筋によると、米司法省は同業エトナによるヒューマナ買収案について深刻な懸念を抱いているという。エトナは4%下げた。

この日は6月雇用統計の発表を翌日に控えて雇用関連指標の発表が相次いだが、いずれも株式市場にとって支援材料となった。

5月雇用統計は弱い数字で、米連邦準備理事会(FRB)が早期利上げを見送る要因になったと受け止められた。

コモンウェルス・ファイナンシャルのブラッド・マクミラン最高投資責任者は「6月雇用統計の数字を見れば、5月分の不振は一時的だったようだと確認されると思う。FRBは安堵するだろう」と話した。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.21対1、ナスダックが1.34対1で、いずれも上げが優勢だった。

米取引所の合計出来高は約67億株で、過去20営業日平均の77億8000万株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 17895.88 -22.74 -0.13 17924.24 17984.95 17816.65 <.DJI>

前営業日終値 17918.62

ナスダック総合 4876.81 +17.65 +0.36 4867.47 4889.01 4853.68 <.IXIC>

前営業日終値 4859.16

S&P総合500種 2097.90 -1.83 -0.09 2100.42 2109.08 2089.39 <.SPX>

前営業日終値 2099.73

 

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