米国株式市場は上昇、雇用統計を好感

ダウは250ドル高の1万8146ドル

ロイター
7月8日、米国株式市場は上昇して取引を終えた。写真はニューヨーク証券取引所で6日撮影(2016年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。6月の米雇用統計で新規就業者の伸びが市場予想を大幅に上回り、第1・四半期に減速した米経済は勢いを取り戻したとの見方が広がった。

S&P500種は取引時間中に2131.71と昨年5月につけた過去最高値を上回る場面もあった。

S&Pの主要10部門は全て上昇した。中でも経済の拡大局面に買いが集中する傾向がある素材株<.SPLRCM>や工業株<.SPLRCI>の値上がりが著しかった。

ヴンダーリッヒ・セキュリティーズのチーフ・マーケット・ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「株式市場は第2・四半期の米経済が第1・四半期より良いことを示している」と話す。来週から発表が始まる一連の企業決算が底堅い見通しを示すようならばS&Pが過去最高値を更新し、さらに値上がりするだろうとも述べた。

一部のアナリストは、雇用統計が好調だったことで、英国の欧州連合(EU)離脱への懸念が根強い中でも、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを再び検討し始めるかもしれないと指摘した。

利上げの恩恵を受けるとみられているS&P金融株指数は<.SPSY>は約1.8%上昇した。

投資家の不安心理の度合いを示すとされるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス(VIX指数)<.VIX>は英国の国民投票後に乱高下したが、8日は5月下旬以来の低水準となった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は8.01対1だった。ナスダックも同様で比率は4.90対1だった。

米取引所の合算出来高は約71億株で、直近20営業日の平均である77億9000万株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 18146.74 +250.86 +1.40 17971.22 18166.77 17971.22 <.DJI>

前営業日終値 17895.88

ナスダック総合 4956.76 +79.95 +1.64 4906.66 4959.00 4901.27 <.IXIC>

前営業日終値 4876.81

S&P総合500種 2129.90 +32.00 +1.53 2106.97 2131.71 2106.97 <.SPX>

前営業日終値 2097.90

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