いますぐ、猛暑関連株を売りなさい!?

意外な「サマーストック」のヒミツ

中原 良太
Flatpit / PIXTA(ピクスタ)

 今年は結構な猛暑になりそうです。日本全国、「一足早い猛暑」に大苦戦しているようですね。今年の夏は暑い!……となれば、僕ら個人投資家が確認すべきは、、、そう!「猛暑関連」銘柄です!

 今年が猛暑になるのならば、猛暑関連の銘柄が値上がりしてもおかしくありません。そこで今回は、7月下旬から9月にかけて値上がりしやすかった関連銘柄を探してみることにしました。その結果はどうだったのでしょうか?

猛暑関連銘柄は夏に下がりやすい!

 意外かもしれませんが、過去16年間のデータでは、猛暑関連銘柄は夏に下がりやすいという傾向がありました。ですから、賢いあなたは、安直に猛暑関連銘柄などに飛びつかないように! ちゃんと銘柄を選ばないと痛い目を見る可能性があります。

 参考までに、Kabutanの銘柄検索で抽出した、現在上場している「サマーストック(猛暑関連)」がテーマの銘柄113銘柄を対象に、過去の動向を探ってみることにしました。

■猛暑関連銘柄を狙った夏の投資
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(分析対象)
 ・サマーストック(猛暑関連)銘柄(113銘柄)

(株を買うタイミング)
 ・7月15日以降の第1営業日の始値で株を購入する

(株を売るタイミング)
 ・9月1日以降の第1営業日の始値で株を売却する

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 以上が、猛暑関連銘柄を狙った投資法の内容です。夏の時期にかけて猛暑関連銘柄を保有することで、値上がりが期待できるはずです。あなたもそう思いますよね?

 でも、過去の戦績は全く逆の結果が得られました。

 2000年1月から15年12月までの株価データを使って詳しく調べてみることにしました。検証結果は以下のとおりです。

検証結果:夏に猛暑関連銘柄に投資したときの成績
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検証期間:00年1月1日から15年12月31日まで
総サンプル数:1573回
勝率:38.97%
平均損益率:-1.33%
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 検証結果を確認すると、この投資法を使うと、勝率が40%未満、平均損益率はマイナス1%割れという結果が得られました。つまり、7月後半に入ってから猛暑関連銘柄を買っても、ほとんど利益が出せなかったということがおわかりいただけたでしょう。

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