ダウ、S&Pとも最高値、JPモルガン好決算で金融株に買い

ダウは134ドル高の1万8506ドル

ロイター
7月14日、米国株式市場は上昇し、ダウとS&P500種が最高値を再び更新した。写真はNY証券取引所のトレーダー(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場は上昇し、ダウとS&P500種が最高値を再び更新した。JPモルガン・チェースの四半期決算が好調だったことを受け、金融株が買われた。強い経済指標が発表されたことも支えになった。

JPモルガンは1.5%高で、S&P金融株<.SPSY>は0.89%上げた。景気拡大局面でアウトパフォームが期待できる素材、ハイテク、一般消費財といった景気循環銘柄も買われた。

素材株では農業関連・種子開発のモンサントが、独医薬品・化学のバイエルによる買収提示額を引き上げを受け、3.1%上昇した。

中国事業に明るさが見えたファストフードチェーンのヤム・ブランズは3%高、四半期利益が予想を上回ったデルタ航空は3.6%高となった。

この日上場した無料対話アプリのLINE(ライン)は終値が26.6%高で、一時は37%上昇した。

朝方発表された新規失業保険申請件数は増加予想に反して横ばいにとどまり、6月卸売物価指数(PPI)は1年1カ月ぶりの大きな伸びとなった。

フェデレーテッド・インベスターズのチーフ株式市場ストラテジスト、フィル・オーランド氏は「いくつかの良好なデータが得られ、それに基づいて相場上昇が続いた」と指摘した。

ただオーランド氏は、銀行セクターについては今後JPモルガンほど好調な業績が出てくるかどうかは疑問だとの見方を示した。

15日にはS&P総合500種を構成するウェルズ・ファーゴやシティグループなど6行の決算発表が予定されている。

投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所のボラティリティ・インデックス(VIX)は、市場の地合いが一段と改善したため11カ月ぶりの低水準で引けた。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.35対1、ナスダックが1.23対1でいずれも上げが優勢だった。

米取引所の合計出来高は約65億株で、過去20営業日平均の78億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 18506.41 +134.29 +0.73 18414.30 18537.57 18414.30 <.DJI>

前営業日終値 18372.12

ナスダック総合 5034.06 +28.33 +0.57 5041.96 5045.18 5025.15 <.IXIC>

前営業日終値 5005.73

S&P総合500種 2163.75 +11.32 +0.53 2157.88 2168.99 2157.88 <.SPX>

前営業日終値 2152.43

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