前場の日経平均は反発、円安・政策期待で一時250円超高

前場終値は175円高の1万6857円

ロイター
7月21日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比175円49銭高の1万6857円38銭となり、反発した。写真は都内で昨年10月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 21日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比175円49銭高の1万6857円38銭となり、反発した。外為市場でドル/円が107円台まで円安方向に振れたことで、輸出関連株が堅調に推移。日経平均は一時250円を超す上昇となり、取引時間中としては6月1日以来、1カ月半ぶりの高値水準を付けた。ただ高値圏では戻り売りも出て、上げ幅を縮小した。

政府が経済対策の事業費を20兆円規模とする方向で調整していると報じられたことも、日本株の支援材料となった。スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の人気で連日活況となっている任天堂<7974.T>は一時5%超高。午前中の売買代金は2500億円超となり、東証1部全体の約19%を占めている。

外需関連や金融セクターは軒並み上昇となった半面、内需・ディフェンシブ関連は総じて軟調。KDDI<9433.T>は1%超、小野薬品工業<4528.T>は5%超安で午前の取引を終了した。

内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏は「シカゴ日経平均先物の水準(1万6855円)より上に行ったところが、経済対策の報道で株高となった部分」と指摘。「為替が1ドル110円まで戻れば別だが、米企業決算が一巡すればダウ<.DJI>も上がりにくくなる」と話し、目先は日本株も上値の重い展開となるとみている。

東証1部騰落数は、値上がり1143銘柄に対し、値下がりが672銘柄、変わらずが151銘柄だった。

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