人気の女子プロゴルフ、スポンサー企業を物色してみた

7月高値の人気銘柄を探す裏技

古庄 英一

 国内スポーツ界では、男子顔負けの力と技で競い合う女子のジャンルが広がっている。その中で男子より女子のほうが注目度が高く、人気で引き離したのが女子ゴルフだろう。

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)のツアーは、毎週末の夕方4時ごろになると、地上波でテレビ放送される。スター不足の男子ツアーは地上波放送が格段に減らされており、その放送枠をLPGAが奪うことで、新規ツアーが成立する流れが続いている。今シーズンも日本ハム(2282)が7月上旬に北海道で「ニッポンハムレディスクラシック」を主催して新規参入した。女子は、開催がない週を見つけるのが大変な過密スケジュールとなっている。

 あらためて今2016年シーズンの日程を見ると、シーズン幕開けとなった3月第1週のダイキン工業(6367)の「ダイキンオーキッド」から、シーズン終了となる11月第4週のリコー(7752)「ツアーチャンピオンカップ」まで、上場企業がスポンサーの大会は32を数える。今週は12日から14日までNEC(6701)が「軽井沢72ゴルフトーナメント」を開催し、フジテレビ系列が全国放送する。先週は北海道で明治ホールディングス(2269)による「Meijiカップ」が開かれた。

 今回、LPGAツアーになぜ注目したかと言うと、主催および特別協賛のスポンサー企業は、上述のとおり内需系の人気銘柄が多いからだ。大会期間中は、1時間半から2時間という放送時間の間に、主催社名が連呼されるし、自社のテレビCMが何度も繰り返し流れる。

 その放送があった翌日以降の値動きにも好影響を与えていても不思議ではない。女子ゴルフの視聴者層は、株式投資に関心が高い層との連想も働く。であれば、銘柄物色の“裏ワザ”として値動きを調べてみる価値はあると考えた。

 次ページの一覧表は、上場スポンサー32社の取引時間中につけた年初来高値(8月5日現在)と7月の月間最高値を値を比べた「騰落率」だ。7月の高値が年初来高値に近い順にランキングした。上位には騰落率「0.0%」がずらり並んでいるが、これは7月の月間最高値が年初来高値であることを意味している。

 ちなみにTOPIX(東証株価指数)の7月高値からの騰落率はマイナス12.78%。つまりTOPIXを上回るパフォーマンスで高値圏で踏ん張っている銘柄がスタジオアリスまで20銘柄あるわけだ。

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