機関投資家も注視、活発化する企業の「社会的取り組み」って?

あのストップ高会社も傾注

佐久間 あすか
無人島で5泊6日のキャンプを体験する子どもたち。森永製菓が運営するイベントだ

 「山の日」を迎えたばかりですが、「キャンプ」と聞くと何を思い浮かべますか。星降る空? それともキャンプファイヤー? 思いを馳せる夏の情景はさまざまでしょう。

 企業の開催するキャンプが今夏、熱を帯びています。定員を超える応募が集まるなどの人気ぶり。すぐには業績拡大に直結しなくても、あえて力を入れる会社。いったい、どのような狙いで傾注しているのでしょうか。

自社製品のファン作りに一役

 8月7日午後5時の東京駅。キャンプを終えて真っ黒に日焼けした子どもたちが大きなリュックを背負い、仲間たちと手をつないで帰ってきました。

 迎えにきた両親の顔を見たとたん、ほっとしたのか涙があふれる女の子。「魚が釣れて楽しかったけれど、今晩はやっぱり肉が食べたいな」と甘える男の子。無人島体験を終えてさすがに疲れも出ているのでしょう。

 それでも、最後には「また会おうな! 絶対だよ!」と言い残して家路に就く子どもたち。一緒に過ごした仲間たちに大きく手を振って別れを惜しむ姿が印象的でした。

 兵庫・姫路港から船で揺られること40分余り。瀬戸内海の家島諸島に子どもたちの過ごした無人島があります。美しい海に囲まれた「松島」です。子どもたちはテントを張って、5泊6日の無人島生活。電気、ガスは通っておらず、食事は貝や魚を採ってさばくところから調理。火をおこすのも全部、自分たちの手で行いました。

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森永菓 (2201) ソニー (6758)

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