米国株式市場=ダウ200ドル安、さえない企業決算など重しに

大統領選の不透明感も影響

ロイター
10月11日、米国株式市場は大幅安となりダウ平均は200ドル下落。さえない企業決算や米大統領選をめぐる不透明感が相場の重しとなった。NY証取で6日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場は大幅安となり、ダウ平均は200ドル値下がりしたほか、主要株価指数も軒並み1%以上下落した。さえない企業決算や本選まで1カ月を切った米大統領選をめぐる不透明感が相場の重しとなった。

市場では、米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げが想定される中で、企業業績が改善しないと現状の高いバリュエーションは維持できないとの声が出ている。

リバティービュー・キャピタル・マネジメントのリック・メクラー社長は、決算シーズン序盤の期待外れの結果を受けて「ほぼ避けられない利上げ(の悪影響)を支えられるだけの利益の伸びが得られないのではないか、と一部市場参加者が多少不安を抱くようになった」と指摘した。

主要6通貨に対するドル指数が一時3月以来の高値を付けるなどドル高が進み、多国籍企業の海外利益に押し下げ圧力が働いている面もある。

アルミのアルコアは11.4%安。第3・四半期利益がアナリスト予想に届かず、売上高見通しを下方修正した。

S&Pの11セクターはすべて下落し、特に大統領選の結果が最も影響するとみられる業界の1つであるヘルスケア<.SPXHC>が2.5%安と下げを主導した。

遺伝子解析機器のイルミナは、売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことが響き、24.8%下げた。

医療機器のセント・ジュード・メディカルは3.5%安。埋め込み型心臓機器の一部について電池の不具合を理由にリコール(回収・無償修理)を発表した。セント・ジュード買収に合意している医薬品のアボット・ラボラトリーズは5.4%下がった。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約67億株で、過去20営業日平均の68億株をやや下回った。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が6.96対1、ナスダックが5.10対1でいすれも下げが優勢だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 18128.66 -200.38 -1.09 18308.43 18312.33 18061.96 <.DJI>

前営業日終値 18329.04

ナスダック総合 5246.79 -81.89 -1.54 5321.82 5321.82 5227.43 <.IXIC>

前営業日終値 5328.67

S&P総合500種 2136.73 -26.93 -1.24 2161.35 2161.56 2128.84 <.SPX>

前営業日終値 2163.66

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