株主優待で届いた鶏むね肉の塊2キロはさすがに多すぎます

食品関連株は個人に人気ですが…

横山 利香

 日経平均株価は26日の取引時間中に1万7391円まで上昇しました。これまで何度か上値抵抗線を超えることができず、方向感のはっきりしない状態が続いていましたが、ついに抵抗線をしっかりと上へ抜けてきました。

 9月は日銀のETF買い入れが頻繁に行われ、官製相場の異様な底堅さが継続。しかし、10月に入ってからは買い入れの回数が急減しました。にもかかわらず、株価がここまで上昇した背景には、外国人投資家の買いがあるとみられます。海外勢の投資資金が本当に戻ってきたのか、今後の動向には注目です。

 また、日銀はETF買い入れの方針を見直し、全体の購入額5.7兆円のうち、少なくとも2.7兆円については東証株価指数(TOPIX)連動型を対象にすることを決めました。日経平均はようやく上値抵抗線を抜けてきたわけですが、TOPIXについてはひと足早く10月上旬から中旬にかけて抵抗線をいったん上抜けていました。それを考えると、日経平均の抵抗線突破にはやっと、といった感じがあります。今後も日銀によるTOPIX型ETFの買いを意識した銘柄選別をしたほうがいいのかもしれません。

 米国の大統領選挙も投票日の11月8日が迫ってきました。テレビ討論の結果などを総合すると、民主党候補のヒラリー・クリントンン氏有利というところなのでしょうか。ただ、米国のニューヨークダウやナスダックなど株式相場の値動きを見ると、高値圏ではあるものの1カ月ほど小動きにとどまっています。選挙結果が出るまでは強気になることはできないといった感じなのでしょうか。

 前回も取り上げた原油のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物価格は19日に1バレル=52.22ドルまで上昇しました。石油輸出国機構(OPEC)が臨時総会で、8年ぶりに事実上の減産に踏み切ることで合意したのが転機になり、買い物が膨らんだ格好です。しかし、その後は、イラクがOPECによる減産からの除外を求めていることを嫌気。目先の天井を付けて反落しました。想定していたよりも早い動きといえそうです。

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