前場の日経平均は大幅反落、リスク回避の売り優勢

前場終値は241円安の1万7200円

ロイター
11月2日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比241円79銭安の1万7200円61銭と大幅反落した。写真は都内で2014年1月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比241円79銭安の1万7200円61銭と大幅反落した。米大統領選に対する不安感から前日の米国株が下落。外為市場でも1ドル103円台後半へとドル安/円高が進み、リスク回避的な動きが広がった。日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑はあるものの、押し目買いの動きは限定され、前引けにかけて弱含んだ。

TOPIXは前営業日比1.59%安となった。円高を嫌気しトヨタ<7203.T>ホンダ<7267.T>など自動車株が軟調だったほか、直近で上昇していた三菱UFJ<8306.T>三井不動産<8801.T>など主力株が売りに押された。TOPIXコア30<.TOPXC>は同1.80%安。一方、2017年3月期の経常利益見通しを据え置いた新日鉄住金<5401.T>は4%高となり、東証33業種中、鉄鋼業のみ値上がりした。

ちばぎんアセットマネジメント調査部長の奥村義弘氏は「米大統領選でトランプ氏が勝利するというテールリスクを意識して買いが手控えられている。節目に接近している米国株の一段の下振れも警戒要因だ。米大統領選を通過するまでは手を出しにくい」との見方を示した。

東京証券取引所は、武田薬品工業<4502.T>の株式売買を、事業買収に関する報道の確認のため午前8時20分から一時停止し、前場中は再開しなかった。

ロイターは、カナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルは、傘下のサリックス・ファーマシューティカルズを武田薬に売却する方向で交渉を進めていると報じた。

東証1部の騰落数は、値上がり165銘柄に対し、値下がりが1764銘柄、変わらずが54銘柄だった。

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