米国株は高安まちまち、ナスダックは最高値更新 ダウ続落

ダウは31ドル安の1万9855ドル

ロイター
1月10日、米国株式市場は高安まちまちで取引を終えた。写真はNY証券取引所のトレーダー、9日撮影(2017年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米国株式市場は高安まちまちで取引を終えた。S&P総合500種は、ヘルスケア株や金融株が買われた半面、エネルギー株が売られて全体は横ばい。ナスダックは過去最高値を更新した。ダウ工業株30種平均はIBMの下落が重しとなり、続落した。

本格的な決算発表シーズン入りやトランプ氏の米大統領就任を控えて様子見ムードが強かった。

コンバージェックスのチーフ・マーケット・ストラテジスト、ニコラス・コラス氏は「投資家はトランプ氏の大統領就任と100日行動計画を見極めようとしている。ダウ平均を2万ドルの大台に乗せる前に新政権についてもう少し情報を得たいと望んでいる」と述べた。

またヴンダーリッヒ・エクイティ・キャピタル・マーケッツのチーフ・マーケット・ストラテジストのアート・ホーガン氏は、市場はトランプ氏の米大統領選勝利後の相場急伸が一服し、決算発表シーズンを迎えて様子見になっていると指摘。「相場の上値追いは決算内容に掛かっている」とした。

原油安の影響でエネルギー株は全般に軟調で、S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は0.95%下げた。   

一方、S&P金融株指数<.SPSY>は0.4%上昇。バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガンがそれぞれ1.7%、0.7%、0.3%上げた。3社は13日に決算発表が予定されている。

S&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>も0.33%上昇。個別銘柄では遺伝子解析機器のイルミナが業績見通しを手掛かりに買われ、16.6%急伸した。

S&Pのセクター別は11業種のうち6業種で上がった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は1.77対1だった。ナスダックも1.90対1で上げが下げを上回った。

米取引所の合算出来高は約67億株で、直近20営業日の平均である66億株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 19855.53 -31.85 -0.16 19876.35 19957.12 19836.03 <.DJI>

前営業日終値 19887.38

ナスダック総合 5551.82 +20.00 +0.36 5536.54 5564.25 5528.11 <.IXIC>

前営業日終値 5531.82

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