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出来高の乏しいETFとETNは上場廃止にすべきだ

1カ月間“出来ず”の銘柄も

鈴木 雅光
ほとんど知られていないインデックスを対象にしたETF・ETNも多い(写真:kou/PIXTA〈ピクスタ〉)

 ETFは最近徐々に知名度が上がってきているので、取引した経験を持つトレーダーも多いだろう。では、ETNはご存じだろうか。ETNは「Exchange Traded Note」のことで、「上場投資証券」「指標連動証券」などと訳されている。

 投資家から見た基本的な商品設計はETFとほとんど変わらない。ただ、ETNは「Note」という言葉に示されるように、金融機関の信用力の下で価格が特定の指標に連動するのを保証している債券のことだ。金融機関の信用力を裏付けにして発行されるため、ETFのように証券の裏付け資産を持たないのが特徴。つまり、発行体である金融機関の財務状況が悪化すると、ETN自体が無価値になるリスクを持っている。

 ETNはETFの陰に隠れている感があるが、商品性の面ではETFに勝る部分もある。それは対象資産に対するトラッキングエラーが生じないことだ。ETFの場合、通常のインデックスファンドよりも小さいとはいえ、多少のトラッキングエラーが生じる。しかし、ETNは発行体である金融機関が、対象資産とETNの償還価格を常に連動するように保証しているためエラーは生じない。

 裏付資産を持たないことで、外国人への投資制限が課せられている国・地域の証券市場を対象にしたETNや、農作物のように時間の経過で劣化してしまい、現物資産の保有が困難な商品を対象にしたETNも組成できる。

 東京証券取引所に現在上場しているETNの対象資産は、VIX指数、東証マザーズ指数、インドのNifty指数、東京工業品取引所の金、米国NYダウ、香港ハンセン指数、シンガポールのREIT指数、韓国のKOSPI指数などがある。

東洋経済から絶好調企業を先取り

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