方向感ない相場で堅調、「東証2部」を狙った"オーバーナイト戦略"

いま利益を出すなら中堅銘柄!?

中原 良太
(撮影:今 祥雄)

 2017年1月の日経平均の月足は陰線で着地しました。16年11月に始まったトランプ相場以降、始めての月ベースでの下落となりました。トランプ相場による相場上昇は、そろそろ一服したと言えそうです。

 2月に入っても、相場は方向感のない動きが続いています。決算発表も数多くあるこの時期、相場の上昇は見込み薄かもしれません。しかし、相場上昇が期待しづらい今の時期でも、比較的堅調な値動きをしている市場があります。下記の表をご覧ください。

 表を確認すると、先週末段階では、日経平均やTOPIXといった大型株中心の市場や、マザーズ、ジャスダックがいずれも前週比で弱気に推移していました。その一方で、中堅企業が中心の東証2部株価指数は前週比がプラスとなっていました。

 中堅企業と言うと、「大企業でもなく」「新興株でもない」どっちつかずの印象もあり、普段はあまり注目されない銘柄群でもありますが・・・・・・。ここ最近の動向を見る限り、中堅企業こそこれからの相場で利益を出しやすいのかもしれません。

 そこで今回は、「東証2部」銘柄を狙った投資戦略を考えてみることにしました。

東証2部銘柄の傾向とは

 東証2部に上場している銘柄は、「東証1部ほど大型ではなく」「マザーズやジャスダックほどは小型ではない」。中ぐらいの時価総額の銘柄がそろっています。いわゆる、ミドルリスク・ミドルリターンな銘柄と言えるでしょう。

 統計データを検証すると、東証2部に上場している銘柄は「寄り付き天井・引け底」の値動きをしやすい特徴がありました。これはつまり、「寄り付き→大引け」間で下落傾向が強く、逆に「大引け→寄り付き」間で上昇傾向が強いという傾向です。

 参考までに、詳しく調べてみましょう。まずは、「寄り付き→大引け」間で下落傾向が強いことを確認してみましょう。この傾向を調べるため、次ページの内容で検証してみました。

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