閑散相場で利益を狙いたい方は注目!? 「低位株の逆張り」戦略

低位株ならではの注意点も・・・

中原 良太
17年に入ってから値動きが乏しい日経平均株価

 2017年も、もう2カ月が過ぎました。時間は刻々と過ぎていますが、日本株は依然、あやふやな動きが続いています。日経平均のチャートを見ても、ずっとボックス圏で横ばい。値動きが緩やかな時期が続いていますので、なかなか利益を出しづらい状況です。

 こんな時期、僕は「新興株」や「低位株」といった銘柄に注目します。どちらも閑散相場でも値動きが軽く、利ざやを稼ぎやすいからです。

 ちなみに、「上昇期待の新興株を探す秘訣」については、本連載でもご紹介したことがあります。読者の方も学習済みでしょうから、すでに実践しているかもしれません。しかし、「低位株」の攻略法については、これまで言及したことがありませんでした。そこで今回は、「低位株」を狙った逆張り投資戦略をご紹介します。

低位株を狙った逆張り戦略

 低位株を狙った投資をするときには、注意点があります。

 それは、「低位すぎる株」や「新興株」はリスクが大きいという点です。株価が極端に低い銘柄は、「超低位株」とも呼ばれています。こういった銘柄は1円の値動きが収支に大きな影響を与えるほか、倒産リスクの高い銘柄もあります。

 よって、安全に取引するためにも、超低位株は取引しないほうが良いでしょう。また、新興の低位株は、これもまた倒産リスクが高い銘柄が該当する可能性があります。よって、念のため新興株も取引対象から除外したほうが良いでしょう。

 上記2点を踏まえたうえで、早速、株価データを使って、「低位株を狙った逆張り投資戦略」の過去の成績を調べてみましょう。

実験:「低位株を狙った逆張り投資戦略」
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◯分析対象
東証1部に上場している銘柄のうち、
直近営業日の売買代金が1億円以上で、終値が101円~500円の銘柄

◯株を買うタイミング
・終値が25営業日前の終値と比べて5%以上安い
・終値が5営業日前の終値と比べて5%以上安い
→上記2点を両方とも満たしたら、翌営業日の寄り付きに購入

◯株を売るタイミング
・5営業日保有したのち、翌営業日の寄り付きに売却
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