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それってコト消費!?なぜ女子アスリートはダイヤモンドが好きなのか

霊長類最強女子も愛用

藤本 誠之
ダイヤモンドはラウンド・ブリリアントカットが主流、それを独自のカット法を使うことで「コト消費」に(TAKA / PIXTA<ピクスタ>)

 まいど、相場の福の神こと藤本です。株式相場で勝つには「半歩先読み」が重要です。

 1980年代後半のいわゆるバブル景気時代には高額品やブランド品が人気となり、人々は無理をしても見栄を張ってブランド品を買い競っていました。しかし、長いデフレから抜け出せないでいる現在は、物価が大きく上昇しないかわりに賃金も上昇せず、モノに執着しない若者が増加しています。ブランド品を持っていることが一種のステータスだった昔とは違い、自分の持っているブランド品の写真をSNSなどに投稿すれば、炎上の元となるのがオチでしょう。

 そんな中、現代の若者たちが積極的におカネを使っているのが「コト消費」です。わりやすい事例で言えば、音楽のCDやダウンロード販売は不調ですが、コンサートやライブは絶好調で、SNS上には、「○○のコンサートに行ったよ」などの投稿やコンサートに行く自分の自撮り写真などが数多くアップされています。

 今回は“意外な商品”をモノ消費ではなくコト消費に変えて、売上高が急増している銘柄をご紹介いたします。

サダマツ (2736、東証ジャスダック)

 東京都目黒区中目黒に本社がある宝飾企業です。もともとはメガネ店からスタートしましたが、昨年に創業事業のメガネ店事業を売却し、現在は宝飾品の製造・販売がメインビジネスとなっています。デパートや「ルミネ」などの駅ビル、ショッピングセンターに直営店を展開しています。流通ルートや年代別にセグメントされたブランドを立ち上げ、ベトナムに宝飾品の製造工場を持ち、製造・販売の一貫体制を構築しています。

■福の神ポイント

 宝飾品と言えば明らかに「モノ消費」なのですが、サダマツでは発想を転換して、「コト消費」として販売しているのです。

 ダイヤモンドはさまざまな宝飾品ブランドで販売されていますが、その約9割はラウンド・ブリリアントカットというカット法で製造されています。17世紀末ごろに発明された58面体の最もスタンダードなカット法で、ファセットから入った光を効率よく内部で反射できるため、輝きが強まり宝石の美しさを最大限に引き出すとされています。ほかにもファンシーカットなどさまざまなカット方法があるのですが、どれもあまり人気のない状態でした。

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