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機械商社も堂々のIoT銘柄、月末権利落ち日後が拾い場に

スケジュール=3/20の週の話題

古庄 英一
スマートファクトリー化の波で機械商社に商機到来

 工場内の機械設備を“電脳化”し、保守メンテ等を遠隔監視するスマートファクトリーがブームだ。そのブームに乗って海外だけではなくて国内でも新工場建設の案件が増えてきた。ここに商機を見いだして元気なのが老舗の上場機械商社たちだ。

 スマートファクトリーは、あらゆるモノをネットでつなぐIoTや部品交換のタイミングや故障トラブルを察知するAI(人工知能)の導入が前提で、これら機械商社は、異なるメーカー間のエンジニアの橋渡しとなって最先端の機械設備の取り扱いを手掛けている。エンドユーザーである工場施主に成り代わって、工場の本格運転までのビジネスを仲介するので、機械類の調達や設置、試運転といったノウハウが求められる分野で特に役割の発揮が期待される。

 思い起こせば1980年代。メカトロニクスという造語が流行した当時も縁の下の力持ちである機械商社が脚光を浴びた。ファジー、人工知能、ファシリティマネジメントといった最先端の関連技術が株式市場でテーマとなった時代だ。それらを総称し、今も受け継がれるのが、計装制御システムや自動検査装置を導入したファクトリーオートメーション(FA)だろう。

 あれから約30年が経過。FAはスマホやタブレットで離れた場所から遠隔操作できる賢さが求めれられており、そうした“電脳化”をスマートファクトリーと呼ぶのだ。

 さて上場機械商社といっても、どれが関連銘柄なのかいま一つピンと来ない。『会社四季報』の業種分類では【卸売業】に属するところに集まっている。その中で株価の勢いがあるのが証券番号順に、山善(8051)、椿本興業(8052)、西華産業(8061)、第一実業(8059)、ユアサ商事(8074)、トミタ(8147)だ。いずれも社歴が古く、上場時期を見ても“古参”銘柄だ。ちなみに山善と西華産業は今年、第一実業は来年が70周年だ。『会社四季報』最新情報で、企業情報や業績動向、株価指標を個別にチェックしてほしい。

 しかし機械商社の場合は、『会社四季報』を読んでも、具体的にどういう取引先や商品を取り扱っているのかを正直つかみきれない。それではどうすればよいだろう。会社ホームページの事業案内を見るとおぼろげながらわかる。ポイントは、原材料調達から組み立て加工といった川上と川下の両方に自社で進出しているのか。また海外拠点が多ければ多いほど日系メーカーの現地進出を商機として日本で有数の製造業とのパイプがあると推測できる。

東洋経済から絶好調企業を先取り

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