国策に売りなし!第2弾は「働き方改革」関連3銘柄だ

2匹目のドジョウはここにいる?

藤本 誠之
留守宅対応などで限界に来ている物流業界でも働き方改革は急務となっている(撮影:大澤誠)

 まいど、相場の福の神こと藤本です。株式相場で勝つには、「半歩先読み」が重要です。

 前回のコラム「国策に売りなし!福の神特選『農業ICT』関連銘柄はこれだ」でご紹介したネポン(7985、東証2部)オプティム(3694、東証1部)キーウェアソリューションズ(3799、東証2部)の3銘柄は、掲載後いずれも株価が大きく上昇しました。株式市場では過去に起きたことがまた起こるいわゆる「二匹目のドジョウ」が少なくありません。そこで今回はその二匹目のドジョウを狙って、次なる「国策に売りなし」銘柄をご紹介したいと思います。

 政府は3月28日、今回で最後となる10回目の働き方改革実現会議を開催し、「働き方改革実行計画(案)」なるものをまとめました。この計画は長時間労働の規制や同一労働同一賃金の実現など、改革の基本方針となるもので、今後はこの案に沿って法制化の議論を行い、秋の臨時国会に関連法の改正案を提出。2019年度からの実現を目指します。

 まさに「働き方改革」は国策となるのです。今週末には米3月雇用統計の発表が控えているため大型株は動きにくそうな相場環境なので、東証マザーズ銘柄の中から相場の福の神が特選した「働き方改革」に関連するとみられる3銘柄ご紹介しましょう。

SHIFT(3697 東証マザーズ)

 東京都港区麻布台に本社があるソフトウエアテストと品質保証の会社です。ゲームソフトのソフトウエアテストを行う企業は数多くありますが、金融機関向けソフトウエアのテストを行う企業はほとんどなく、オンリーワン企業的存在です。

 現在、IoTやビッグデータなどの進展でソフトウエアの需要はかつてないほど高まっています。しかし、IT技術者が極端に不足しており、未経験者を短期間の研修でプログラムする現場に投入しているのが現状です。

 ソフトウエア開発で手間取るのが、実際にプログラムが想定どおり稼働するのかバグはないかなどのソフトウエアテストです。元々IT技術者は納期に間に合わせるため過酷な労働環境にいることが多いのですが、「働き方改革」によって長時間労働が禁止されるので、今まで以上にIT技術者の生産性を上げる必要が生じます。

 このため従来は社内でソフトウエアテストを行ってきた企業もソフトウエアテストを行う人員を開発に振り向けざるをえず、外注を活用する可能性が高まります。「働き方改革」は、ビジネス向けのソフトウエアテストではオンリーワン企業であるSHIFTに、大きな追い風となりそうです。

■株式データ
株価 1,196円
単元株数 100株
予想PER(連)52.46倍
実績PBR(連) 9.89倍
予想配当利回り 無配
時価総額 173億円

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