「これまでのポジションは精算しました」

一つの方針に固執すると負ける

横山 利香

 英国のメイ首相が4月18日に、下院を解散して6月8日に総選挙を実施するという緊急声明を発表しました。2016年6月に行われた国民投票でEU(欧州連合)からの離脱が選択されました。実施には議会の3分の2以上の同意が必要だからと、20年に予定されている総選挙を前倒ししてまでなぜ今総選挙を行わなければならないと考えたのでしょうか。圧勝できるという過信なのでしょうか、それとも匙を投げたのでしょうか。はなはだ疑問と言わざるを得ません。混迷を極めるマーケットに、また一つ賽は投げられたということなのでしょう。

 さて、日経平均株価は値下がりが続いて、4月17日には1万8224円の安値をつけました。米国の株式市場が値を戻したことで、株価はリバウンドに転じてはいますが、トレンドに変化は見られない状況です。ただし、日銀のETF買いが継続的に入っていることから意外と底堅く、動くに動けないという感じではあります。

 株価チャートを見る限りでは、1万8000円あたりまでは下げそうとも分析できますので、できればすっきり下げた方が買いやすいのですが、目先のトレンドの動向に注目しています。

 また、ドル/円相場では引き続きドル売りが続き、1ドル=108円台まで円高が進んでいます。過度な期待が引き起こしたトランプラリーがいったん巻き戻しに転じていることや、トランプ大統領が「ドルは強くなりすぎている」という趣旨のコメントをしています。時間軸で考えてもしばらくはドル売りが続くのではないかと分析しています。

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