米国株はナスダックが終値で最高値、ダウ・S&Pはほぼ変わらず

ダウは6ドル高の2万0981ドル

ロイター
4月27日、米国株式市場は、ケーブルテレビ大手コムキャストなどの好決算に支えられ、ナスダック総合指数が終値としての過去最高を更新した。写真はNY証券取引所のトレーダー(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 27日の米国株式市場は、ケーブルテレビ大手コムキャストなどの好決算に支えられ、ナスダック総合指数が終値としての過去最高を更新した。S&P総合500種とダウ工業株30種の両指数は、ほぼ横ばい圏だった。

市場の注目は企業決算に戻った。前日はトランプ政権が税制改革案を発表したが、どのように財源を確保するかが明示されず、連邦議会の財政タカ派が支持するかどうかを巡って疑念が強まった。

コムキャストが発表した第1・四半期決算は、契約者数の大幅な増加が寄与して利益が市場予想を上回った。同社株は一時、40.62ドルまで値上がりして過去最高値を更新。終値は2.1%高の39.59ドルだった。

トムソン・ロイター・エスティメーツによると、S&P総合500種企業の第1・四半期決算は12.4%増益になると予想されている。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのチーフ投資ストラテジスト、マイケル・アロン氏は「大半の市場関係者は企業業績の改善が加速すると予想しており、それが実現する格好となった。経済情勢や地政学的リスクを巡って多様な見解が示されているが、最終的に市場は業績の改善に反応している」と述べた。

税務・会計ソフトウエアのインテュイットは8.5%高。同社は個人所得税申告期を含む四半期の決算を発表。四半期および通期の業績予想を維持した。

オンライン決済サービスのペイパル・ホールディングスは前日に利益見通しを引き上げたことなどが好感され、株価は過去最高値を更新した。

スポーツ衣料品のアンダーアーマーは9.9%急伸。同社の四半期決算は損失が市場予想より小幅にとどまった。

一方、アメリカン航空グループは5.2%安。同社は客室乗務員とパイロットの給与引き上げなど提案したと発表した。

米原油先物相場の下落を嫌気してエネルギー関連株は売られ、S&Pエネルギー株指数は1.1%低下した。

通常取引終了後の時間外取引では、決算発表を受けてアマゾン・ドット・コムが約4.1%上昇。グーグルの持ち株会社であるアルファベットは一時、4.5%高となった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ銘柄が上げ銘柄を上回り、比率は1.03対1だった。ナスダックも1.15対1で下げ銘柄が上げ銘柄を上回った。米取引所の合算出来高は約71億8000万株で、直近20営業日の平均である65億株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20981.33 +6.24 +0.03 20991.12 21005.80 20935.80 <.DJI>

前営業日終値 20975.09

ナスダック総合 6048.94 +23.71 +0.39 6038.47 6050.71 6031.59 <.IXIC>

前営業日終値 6025.23

S&P総合500種 2388.77 +1.32 +0.06 2389.70 2392.10 2382.68 <.SPX>

前営業日終値 2387.45

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