米国株式市場は堅調な雇用統計受け上昇、S&P最高値更新

ダウは55ドル高の2万1006ドル

ロイター
写真は2014年2月、ニューヨーク証券取引所前で撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[5日 ロイター] - 米国株式市場は4月の米雇用統計が堅調だったことで主要3指数がそろって上昇し、なかでもS&P総合500種は終値としての過去最高値を更新した。

この日はまた、原油価格の反発を受け前日に売り込まれたエネルギー株が上昇。S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は1.6%上昇した。

労働省が朝方発表した4月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が21万1000人増加し、伸びは市場予想の18万5000人増を上回るとともに、前月の7万9000人増から大幅に加速。失業率も約10年ぶりの水準となる4.4%に低下した。

ホライゾン・インベストメント・サービシズの最高経営責任者(CEO)、チャック・カールソン氏は、米経済の成長が予想ほど加速していない可能性があるとの懸念は今後もある程度は継続すると指摘。「このため、今回の雇用統計のように米経済が健全であることを示す証拠が出てくると、広範な市場の押し上げ要因となる」と述べた。

週足では3指数はそろって3週間連続での上昇となった。

IBMは2.5%安で終了。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが保有するIBM株約3分の1を売却したとの報道を嫌気した。

一方、医療保険大手のシグナは約2.2%高、ITサービスのコグニザント・テクノロジー・ソリューションズは約4.0%高で終了。ともに好決算を発表したことで買いが入った。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では2.66対1で上昇銘柄が下落銘柄を上回った。ナスダックでは1.39対1で上昇銘柄が下落銘柄を上回った。

米取引所の合算出来高は約65億株で、直近20営業日の平均である66億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21006.94 +55.47 +0.26 20929.04 21006.94 20905.00 <.DJI>

前営業日終値 20951.47

ナスダック総合 6100.76 +25.42 +0.42 6091.69 6100.76 6067.16 <.IXIC>

前営業日終値 6075.34

S&P総合500種 2399.29 +9.77 +0.41 2392.37 2399.29 2389.38 <.SPX>

前営業日終値 2389.52

ReutersCopyright
copyright (C) 2017 Thomson Reuters 無断転載を禁じます

ページトップ