今年も"猛暑到来"早まりそう 銘柄はヒートアップ前に仕込む

スケジュール=5/15の週の話題

古庄 英一
猛暑効果は気温がどこまで上昇するかよりいかに早く猛暑日が始まるかがカギ(撮影:梅谷秀司)

 気温が35度以上となる「猛暑日」。東京都心は昨年が7月3日、その前年より23日早かった。今年は4月16日に東京都心で25度以上の「夏日」となり、さらに兵庫県豊岡市と北海道置戸町の境野では30度以上の「真夏日」をすでに記録している。昨年と同じく猛暑到来が全国で早まりそうな陽気だ。

 環境省は熱中症予防情報サイトを4月20日に立ち上げて学校などでの屋外行事や部活に対し注意を喚起している。一方、職場でも5月1日からクールビズが解禁された。ということは、猛暑関連銘柄は「真夏日」が連日続くとヒートアップするので、下値のうちに仕込むのが得策となってくる。決算発表シーズンがちょうど終わる足元は幕間のタイミングとなるので、テーマと銘柄を書き出してみた。

 その前に余談から入りたい。気象庁は、2年半前から日本武道館などが立ち並ぶ「北の丸公園」の観測データを公表している。それまでの「東京」の観測地点は大手町にある気象庁本庁だった。本庁が虎ノ門へ移転予定となったので、西に900メートル移動させたのだ。

 本稿執筆の5月9日時点では30度以上の「真夏日」は観測されていない。それでも5月8日は練馬区で29.6度の最高気温を観測した。つまり早晩に「東京都心で真夏日」というニュース報道が大々的に流されることだろう。ちなみに同日は埼玉県熊谷市と群馬県館林市など北関東の主要都市で30度以上の日中気温となった。さすがは「日本一暑い街」としてライバル争いを演じる両市である。

 さて本題に移りたい。猛暑関連銘柄の定番といえば、エアコン、清涼飲料、アイスクリームだろう。まずはエアコン。テレビ通販番組が「早めの契約なら設置工事で待たされない」という触れ込みで盛んに取り上げている。三菱電機(6503)とダイキン工業(6367)と富士通ゼネラル(6755)の3銘柄が主軸で、今年はシャープ(6753)とパナソニック(6752)が割って入りそうだ。売れ筋を見るのは、ヨドバシカメラなど家電量販の通販サイトが参考になる。

 次に清涼飲料。熱中症対策になるスポーツドリンクは大塚ホールディングス(4578)とコカ・コーラボトラーズジャパン(2579)が二大勢力。若者の間では「WILKINSON」と「三ツ矢サイダー」と「カルピス」が人気なので、これらブランドを手掛けるアサヒグループホールディングス(2502)が一押しだろう。

 ノンアルコールビールに焦点を当てると「ゼロイチ」を投入したキリンホールディングス(2503)が広告宣伝に力を入れており関連づけたい。タリーズコーヒーが牽引する伊藤園(2593)も加えたい。アイスクリームは例年の値動きで期待はずれがあるので難しい。堅調な値動きが見込まれるのは江崎グリコ(2206)だろう。

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